「Always三丁目の夕日」出てくるあのノスタルジー。「クレヨンしんちゃん モーレツオトナ帝国の逆襲」に出てくる敵役・イエスタディ・ワンスモアが理想とする昭和感万歳のレトロな世界観。「しのびよる闇」とは、夕 […]
「2022年4月」の記事一覧
【今日の短歌】いかにせむ都の春も惜しけれどなれし東の花やちるらん (熊野御前)
平清盛の三男・平宗盛に見初められ愛妾となった熊野御前。 「老いぬればさらぬ別れのありといへばいよいよ見まくほしき君かな」 と、古事までも思い出での、涙ながら書き留む。 「老いぬればさらぬ別れのありといへばい […]
【読書】ワ―ニャ伯父さん
ロシア作家、アントン・チェーホフの戯曲。「田園生活の情景」「かもめ」「三人姉妹」「桜の園」の4幕からなる。アカデミー賞国際長編映画賞を受賞した映画「ドライブマイカー」のモチーフとなっていることでも話題になっ […]
【今日の短歌】チューリップを幾百種類咲かしめて朝明るき公園の道 (細川謙三)
満開のチューリップ🌷に癒されて。 チューリップは種類が多く、色も形も多種多様だと知っていても、たくさん植えられている場所に行けばこんなのもあるんだと発見があります。そういえば、幼少期にはお花 […]
【今日の短歌】花散らふこの向つ峰の乎那の峰の州につくまで君が齢もがも (作者未詳)
花散らふこの向つ峰(お)の乎那(おな)の峰の州(ひじ)につくまで君が齢(よ)もがも 作者未詳 花の散っている向こうにある乎那の峰が風化し、やがて州となって湖に浸かるほどに、あなたにはどうか長く生きていてほしい。 万葉集 […]
【今日の短歌】パンセパンセパン屋のパンセ にんげんはアンパンをかじる葦である (杉崎恒夫)
「人間は考える葦である」は、パスカルの遺稿集「パンセ」の中にある有名な言葉。パンセって、フランス語では「考え」とか「思考」とかそういった意味もあり、パンパンパン・・・とただ韻を踏んでいるわけではないというの […]
【今日の短歌】雨降れば色去りやすき花桜薄き心も我思はなくに (紀貫之)
雨降れば色去りやすき花桜薄き心も我思はなくに 紀貫之 雨が降れば色が抜け去ってしまう桜花みたいな、そのような薄い心で私はあなたを想っているのではないのです。 雨に打たれて色褪せてしまう桜花を見 […]