「古典の話」の記事一覧

【源氏物語】光源氏と末摘花

古典の話

  本日は、紅花が咲き初める「紅花栄(べにばなさかう)」   外のみに見つつ恋ひなむ紅の末摘花の色に出でずとも 詠み人知らず  遠くから眺めてお慕いしましょう。末摘花のように色に出ることはなくとも。 […]

【伊勢物語】恋というもの

古典の話

  伊勢物語38段に登場する業平と紀有常の和歌。業平が、友人である有常の家を訪ねたときの場面です。   むかし、紀有常がり行きたるに、ありきて遅く来けるに、よみてやりける。 むかし、(業平が) 紀有常 […]

【伊勢物語】白玉かなにぞ・・・

古典の話

  今回は「白露」ということで、『伊勢物語』六段「芥河」に出てくる「露」にちなんだ一首です。   伊勢物語の冒頭は「昔、男ありけり」で始まることが多く、“男”の名は明確に記されてはいません。“男”のモ […]

【万葉集】ももよ草とは菊なのか

古典の話

  久々の万葉集特集は、「重陽の節句」ということで菊にちなんでこんな話です。     万葉集には、4500首もの歌が収録されています。当然のことながら、植物を詠んだものも数多くあるわけですが […]

【万葉集】春過ぎて夏来・・・

古典の話

  春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山 持統天皇 春が過ぎて夏が来たようです。白妙の衣が干されているあの天の香具山に。     百人一首でおなじみの持統天皇の和歌ですが、 […]

【万葉集】意味のわからない和歌

古典の話

  万葉集特集です。   今回ご紹介するのは、サンドウィッチマンのネタじゃないけど「ちょっと何言ってるのかわかんない(^^;)」と言いたくなる・・・そんな和歌です。   意味が通じないのは読 […]

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