【エル・ドラード】 それからは句読点なら点でする息継ぎ エル・ドラードへ続く 疑似であることを本気にしないでと立ちのぼらせる剣とつるはし 荒廃はめくるめくもの 群がれる半歩向こ […]
「朝倉冴希の作品」の記事一覧
連作「オートクチュール」
【オートクチュール】 拭えないものに触れられそうになる うなじにあたるタグの縫い目は いつの日か回収されていくはずの付箋だらけのレディメイドたち ヤワだからなんかじゃなくてはみ出して破れたので […]
連作「泳がせてみる」
【泳がせてみる】 脆いのはどちらでしょうか オーディションならはじまっている 見せかけと思わせないでとろとろと眠ってしまうベールをはがす 飽きるのに慣れてゆくほどまともなら仕方ないから勝手に泳 […]
連作【タイブレーク】
【タイブレーク】 スカスカに食い荒らされてしまうまでどうにか生きながらえて瓢箪 太陽がどこにあるかもわからずに天地がえしのブランコに乗り 未来へのタイブレーク 音速をこえてどこかに宿るエーテ […]
連作「メトロノーム」
【メトロノーム】 仮置きのメトロノームはいつまでもと不変であれよ 規則ただしく 決められた尺でどれだけ鳴らすかを試すかのよう胸の鼓動は 一定のリズムは決してとどまらずどこか粘度を試されている […]
連作【ジャスパー未満】
【ジャスパー未満】 ぽやぽやと午後の光を受けている石ころたちは石ころでいる お試しで割ったのならば役立てて その辺にあるほかにないもの 何かしら赦されながら生きているジャスパー未満からの沈黙 はらわたのバ […]
連作「花いちもんめ」
【花いちもんめ】 花いちもんめ 唯一のものを誰もが持っていてあの子と違うこの子と違う 通りゃんせ 貴方じゃないとはじかれる正門があり耳介のかたち 虹彩をはぐらかすそのカラコンに相談しましょ […]










