君をおきてあだし心を我がもたば 末の松山浪も越えなむ 詠み人知らず あなたをおいて他所に気が移るようなことが私にあれば、あの末の松山を波が越えてしまうことでしょう。 […]
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【今日の短歌】ただ頼めたのむ八幡の神風に浜松が枝はたふれざらめや (武田信玄)
ただ頼めたのむ八幡(やわた)の神風に浜松が枝はたふれざらめや 武田信玄 (ただ(一心に)頼めというままに神に頼もうとしている。八幡の神風によって、浜松の枝は倒れないことがあるであろうか。(いや、かならず倒れ […]
【今日の短歌】思へどもなほ飽かざりし桜だに忘るばかりの深見草かな (後水尾院)
思へどもなほ飽かざりし桜だに忘るばかりの深見草かな 後水尾院 思ってもなお飽きることはない桜さえ忘れるほどの深見草である。 「富貴草」「花王」「百花王」「二十日草」「花神」「天香国色」などの異名を持つ牡丹。 […]
【今日の短歌】虎杖のわかきをひと夜塩につけてあくる朝食ふ熱き飯にそえて (若山牧水)
気候がいいのでちょくちょく花めぐりしているのですが、それに加えて自分の中で起きているのがちょっとした野草ブーム。 野草関係の動画を何気なく見たのがきっかけで、これは確か食べられる、これはどうか […]
【一口日記】桜づくし
pic.twitter.com/EzaMiAflt7 — 朝倉冴希 (@dassan34) March 27, 2023 https://t.co/phRPPxpzJS — 朝倉冴希 (@da […]
【今日の短歌】紅に深くにほへる桜花雨さへ降りて色を染めける (詠み人知らず)
紅に深くにほへる桜花雨さへ降りて色を染めける 詠み人知らず 紅がとても映える桜花に雨が降り、さらに色を染め上げている 今日は七十二候の桜始開(さくらはじめてさく)ですが、こちらではソメイヨシノ […]
【今日の短歌】もののふの八十(やそ)娘子(をとめ)らが汲み乱ふ(まが)寺井の上の堅香子(かたかご)の花 (大伴家持)
豊橋市・西川城址(カタクリ山)にて もののふの八十娘子らが汲み乱ふ寺井の上の堅香子の花 大伴家持 たくさんの乙女らが寺の井戸で水を汲んでおり、その傍らに可憐に咲くカタクリの花よ たくさんの乙女らが寺の井戸で […]
【今日の短歌】国人ととつ国人と打ちきそふベースボールを見ればゆゝしも (正岡子規)
今年のWBCは見応えがありましたね。 準決勝・メキシコ戦での一点差からの逆転サヨナラホームラン。決勝・アメリカ戦での9回表、ツーアウト、スリーボール、ツーストライク、一点差リードを死守できるか […]
【今日の短歌】恋ひ恋ひて逢へる時だに愛しき言尽してよ長くと思はば (大伴坂上郎女)
恋ひ恋ひて逢へる時だに愛しき言尽してよ長くと思はば 大伴坂上郎女 恋焦がれようやく逢えたときぐらいはせめて愛の言葉をかけてください。長く関係を続けようと思うのなら。 3月は別れの季節。この春か […]