秋風に乗って漂ってくる甘く芳醇な香り。今年もそんな金木犀の季節となりました。大好きな金木犀。秋といえばの金木犀。大抵は季節を感じるというとまず目からだけど、香りからというのは金木犀ならでは。銀木犀の香りも大 […]
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【今日の短歌】白き餅われは呑み込む愛染も私ならずと今しおもはむ (斎藤茂吉)
白き餅われは呑み込む愛染も私ならずと今しおもはむ 白い餅を私は呑み込んでおり、執着もなければ私ではないとたった今この瞬間も口にしている 年末になると年代物の餅つき機でお餅をつくのが恒例だけど、 […]
【今日の短歌】夏晴れのさ庭の木かげ梅の實のつぶらの影もさゆらぎて居り (斎藤茂吉)
梅の実が熟す時期。我が家でも梅干しを漬けるために、梅の実を買ってきました。雨の降るこんな日は、梅の実がより強く香ります。今年は生の赤紫蘇を使わずに、市販されている処理済みの赤紫蘇を使うつもりです。 &nbs […]
【今日の短歌】ただひとつ惜しみて置きし白桃のゆたけきを吾は食ひをはりけり (斎藤茂吉)
ふたつあった桃のうち、数日前にひとつ食べ、大事にとっておいた残りのひとつを昨日食べてしまいました。私も好物は先延ばしにしておきたいタイプだし、まさに掲出歌と同じ心境でした。とうとう食べ終わって […]
【今日の短歌】ダアリヤは黒し笑ひて去りゆける狂人は終にかへり見ずけり (斎藤茂吉)
滅多にないことですが、今までの人生で「バカヤロウ!!」だとかブツクサと独り言を喚きながら当たり散らしている不審者に居合わせたことが2.3回あります。 彼にどういう事情があったのか、もともとそう […]