第4回詩歌トライアスロン受賞作「煮汁」に掲載されている、戸田響子さんの一首。

 

今、舌の左側の部分に大きな口内炎ができています。もともと口内炎ができやすい体質でして、いろんなところに口内炎ができる中でもやっぱり舌にできるのが一番厄介だなぁと思いつつ、まぁやり過ごすしかないんですけど。(^^;)

 

舌が動く度に痛みがくるので、必然的に舌が動いているなとわかるのですが、無意識のうちにこんなにも舌って動いているんですね。

 

・・・と、そんな風にして口内炎の痛みに耐えているときに出会ったのが今回の一首。

 

 

およそネガティブでしかない口内炎を、こんな風にポジティブに捉えている表現に初めて出会いました。口内炎ができているということもあってそこに引っかかりがあったけど、ちょっと考えてこれって口内炎がどうこうじゃないよねと思ったんです。

 

おそらく「・・・痛てぇ」と顔を歪めている表情にいわゆる「萌えキュン」を感じたということなんだろうなぁと、そこが焦点であり口内炎はただのきっかけにすぎないと解釈したんです。

 

・・・でも、どうなんだろう。

 

口内炎の痛みじゃなきゃこの「萌え」を感じるセクシーな表情にならないとしたら、口内炎というのも重要なポイントなのかもしれないですね。

 

***

 

「その眼差しにひかれたのです」なんて言ってくれるイケメンでもいれば、この口内炎の痛みすらありがたいって思えるけどいるわけないしねぇ。(;^ω^)

 

とりあえず早く治りますように・・・。