↓のリンクからも読めます。 第64回角川短歌賞応募作品「端数だらけの夜を乗り切れ」 端数だらけ = 割り切れない 暗い夜を乗り切ったなら夜明けはきっとくる・・・。自 […]
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【自作短歌】どうにでもなれと言えずに教科書に殴り書きしたそれが答えだ (朝倉冴希)
体調不良とか特別な理由がない限り、行くのが嫌で仕方なかった学校へ行っていたのは強いからではありませんでした。行かない勇気がなかったというだけのことです。 でも、だんだんわかってきました。人間っ […]
【自作短歌】膨らんでやがては萎む細胞に湯を注ぎ込みあなたを待つの (朝倉冴希)
もちろんそればかりではないのだけど、極論を言えば「老い」というのは細胞が萎んでいくことだと思っています。 萎みつつある自分の細胞に瑞々しく膨らんでいけとアンチエイジングという名の“湯”を注ぐ・ […]
【自作短歌】元カノの話を聞いてヘコむほど飼い慣らされてなんてあげない (朝倉冴希)
彼女はいないと言っていたその人と居酒屋にいたとき「実は彼女がいるんだけどさ、これからもこうして会おうよ」と言われたことがありまして、それがこの短歌のインシュピレーションになっています。 相手は […]
【自作短歌】ルピナスを1つわたしにくださいなそれではなくて特別なやつ (朝倉冴希)
「ルピナス」は、荒地でも育つオオカミのような逞しさから、ラテン語でオオカミを意味する「ループス(lupus)」が語源となっています。花言葉は、「想像力」「いつも幸せ」「貪欲」etc・・・。 ル […]
【自作短歌】真っ先に君をめがけて舞い降りた桜ひとひら見下ろすつむじ (朝倉冴希)
今年はソメイヨシノを詠もうと思っていていて、思い浮かんだのが満開の桜がはらはらと散り急ぐイメージ。満開になったなと思えば、あっという間に散ってしまいました。 つむじを見下ろしているのは、君をめ […]