今年のWBCは見応えがありましたね。
準決勝・メキシコ戦での一点差からの逆転サヨナラホームラン。決勝・アメリカ戦での9回表、ツーアウト、スリーボール、ツーストライク、一点差リードを死守できるか。ここで打たれれば逆転されてしまうというハラハラドキドキの展開。仕事だったのですがが、準決勝、決勝ともに一番のハイライトをリアルタイムで観ることができました。
事実は小説より奇なり。フィクションならあまりにも出来すぎると言われかねないようなまさかの連続に、野球をあまり知らない私でさえ「野球はツーアウトから」というのはこのことなのかと手に汗握り、画面にクギづけになりながら一球ごとに一喜一憂していました。あの大舞台に立つ選手側のプレッシャーたるや相当なものだったと思います。
無敗で世界一を勝ち取るという快挙を成し遂げた侍ジャパンは見事としか言いようがなく、日本野球のレベルの高さをまざまざと見せつけられました。侍ジャパンだけではなく、素晴らしい試合を見せていただいた各国の選手の皆さんにはたくさんの感動をいただきました。
掲出歌の「ゆゝしも」も「ゆゝし」には、不吉や恐れ多いなどのほかに素晴らしいという意味がありますが、今回の試合がどちらの「ゆゝし」であったかは言うまでもありませんね。改めて、侍ジャパン優勝おめでとうございます。