2022年ももう終わりですね。皆様にとってどんな年だったでしょうか。今年最後となるblogを読んでいただき、ありがとうございます。
個人的には良いことも悪いこともあり、喜怒哀楽の中で何が大切で、何が必要なのかを考えさせられた一年でした。だからなのか、持ち物を見直して、割と思い切った断捨離をしたりもして。幸い、人間関係に恵まれていることは、本当にありがたいことだと思います。自分にとって心地いいと思えることが何より。
何より一番大きな出来事だったのは、大好きな叔母が亡くなったことでした。叔母とは、母ととても仲が良いこともあってしょっちゅう会っていて、私たち姉妹をとてもかわいがってくれました。結婚してからしばらく子供を授からなかったのというのも大きかったと思います。
病気が発覚してからは入退院を繰り返し、痛みで辛そうにしながら、どんどん衰弱していく姿を見るのはとても切ないものがありました。
そのうち緩和病棟のある病院へ転院しましたが、家に帰りたいという叔母の強い希望で、無理なのは承知の上で緩和病棟から訪問介護となりました。叔母には息子が2人いるのですが、次男が在宅ワークに切り替えての長男との連携、病院側の配慮、そして姉である母のサポートがあってできたことでした。
病状が良くなっての退院ではないで、血圧が上がらなくて生死を彷徨うようなことも度々あり、片時も目を離せない状態が続いていていました。それでもみんなで写真を撮りたいという叔母の希望を叶えることができたのは幸いでした。調子のいい時もあって、そんなときは腕の痣とアイスのピノを並べて「そっくりだら~」と、そんなユーモアを忘れないおちゃめな叔母のことが大好きだし尊敬しています。
母が「今日は冴希の誕生日だよ」と言うと、そうだったというようにハッと目を見開いて、目を潤ませながら満面の笑みで細くなった手をギュッと握りながら「おめでとう」と祝ってくれたのは一生忘れないと思います。
年始やお盆の集まりには、みんなでたこ焼きを焼くのが恒例で、おばちゃんがどっさりキャベツとか刻んだものを持ってきてくれていました。そこにおばちゃんがいないと思うとやっはり寂しくて、でもみんなが集まっているすぐそばにおばちゃんもいてくれるような気がします。
今度の集まりはいつもと日にちがずれるけど、おばちゃんもきっと来てね。みんなで待っているからね。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。