不安要素がいくらでも挙がってくる中で、ただただ今を生きていればそれでいいのか。「明日のことは明日にまかそう」は基本的に賛成なのですが、避けられない現実に対して通用しないこともあると感じます。そのため思い悩む […]
「山崎方代」タグの記事一覧
【今日の短歌】生れは甲州鶯宿峠に立っているなんじゃもんじゃの股からですよ(山崎方代)
「わたくし、生まれも育ちも東京葛飾柴又・・・」寅さんの口上みたいな一首だけど、なんじゃもんじゃの股からなんてなかなか出てこない発想。なんじゃもんじゃといえばヒトツバタゴを指すことが多いですが、その語源は「こ […]
【今日の短歌】欄外の人物として生きてきた夏は酢蛸を召し上がれ (山崎方代)
そういえば、今日は半夏生。半夏生といえば、蛸を食べたりするよねってところから、ひょいと「夏は酢蛸を召し上がれ」が浮かびました。えっ、あっ、そういうことなの⁈「欄外の人物として生きてきた」という神妙な言い回し […]
【読書】「現代秀歌」「人生の節目で読んでほしい短歌」
先日ご紹介した「あなたと短歌」という本の中で、歌人・永田和宏氏のこんな言葉があります。☆ 「歌って、歌人とその代表かだけを広く浅く知るよりも、代表歌となった歌が作られた背景にはどんなことがあったのか、詠んだ […]