筋肉って大事!!

2016年の9月。心臓の手術を受けました。

 

僧房弁閉鎖不全症という病気で、心臓弁の働きが悪く血液が逆流してしまうため、弁の形成手術をしたのです。

 

☝これがその痕跡。

 

全身麻酔での開胸手術だったにも関わらず、術後4日後ぐらいからリハビリ開始。院内の歩行から始まって、その2日後には自転車を漕いでいました。(10分間)さらに数日後にはマシンを使っての筋トレ開始。

 

呼吸訓練とか軽めの体操などを想像していたんですけどね。まさかこのタイミングでジムさながらのマシンを使っての筋トレとは思いもよらず、びっくりでした。

 

でもそれくらいしないと、筋力というのは使われなければ思っている以上に衰えてしまうということなんですね。実際にかなり筋肉量は落ちていましたし。

 

術後は、体もこわばっているし何をするのもゆっくりじゃないと無理。とてもじゃないけど、スタスタなんて歩けない。当たり前だけど。

 

声もね、挿管のために気管支が傷ついたのもあるけど、肺活量や腹筋もないから掠れて妙に甲高い声しか出ないんです。これが笑っちゃうぐらい、母方の祖母の声にそっくり。ああ、歳を取るってこうなっていくことなんだなと。

 

 

そんなこんなで筋力の大切さを身をもって実感したので、できる範囲でなるべく体を動かそうと始めたのがウォーキング。

 

先日たまたまテレビでウォーキングの特集をやっていたのですが、そこで紹介されていたポイントが非常にタメになったので、健忘禄も兼ねてまとめておきたいと思います。

 

ウォーキングをするときの3つのポイント

靴を履くときは、かかと同士をきちんと合わせる。

靴を履くとき、足のかかとが靴のかかと部分にぴったりと合うようにしてから靴ひもをキュッと結びます。そうすると、足先がより自由に動くようになるので歩きやすくなります。靴ひもを結ぶ前に、平らなところでかかとの先をトントンやるのがポイント。靴ひもは少しきつめに。

腕は前に出すのではなく、後ろに引くイメージで。

意識的にそうすることで、体が前へと勝手に進んで普段よりもスタスタ歩けます。

足は、膝からではなく骨盤から動かす。

骨盤から動かすと、効率よくエネルギーを消化するだけではなく見た目にも綺麗な歩き方になります。

 

 

これらにちょっと気を配るだけで、格段に疲れにくく歩きやすくなりました。ウォーキングされる方はぜひお試しを。

 

ちなみに今は、リハビリには週一で通っています。筋力は、術前と変わらないぐらいには 回復し、職場にも徐々に復帰しています。無理はしないけど、いたって健康です。