作家であり、ブロガーとしてもカリスマ的人気を誇るはあちゅうさんの著書です。
はあちゅうさん曰く「言葉は魔法」
本当にその通りで、その言葉の魔力というのは使いようによって人をいかようにも操れてしまうほどの威力が備わっています。タイトルにもある人生を変える力も。
個人的なことを言えば、“言霊”を信じているところがあり、言葉を発するときには例えば「病気になるかもしれない」などといったネガティヴな未来予想はしないようにしています。たとえ冗談でも。
さて、本書は
- 言葉を増やす
- 人の言葉にハッとする
- 自分に言い聞かせる言葉
- 言葉をつくる生き方
- 言葉に萌える
- 書くということ
という6つの観点から、恋人、家族、友人、仕事、SNS・・・などを通じたエピソードを交えて、言葉への考え方が述べられています。
さすがにはあちゅうさんは、言葉に対する感性がとても鋭く敏感で豊か。読めば、言葉へのアンテナがいたるところに張り巡らされていて、捉えようとしていることがよくわかります。
やはり語彙力があり言葉を多く操る人は、相応の生き方をしているのだなと改めて認識させられました。言葉にはなるべく誠実でありたいとも。
SNSをやっていることもあり、言葉の選び方、伝え方には神経を使うし日々頭を悩ませているところですが、なるほど・・・こんな言葉の捉え方や関わり方があるのかと新たな発見があり、とても勉強になりました。
なるほど・・・と感心したり、あるある・・・うんうんと共感したり、彼氏さんとのラブラブなやりとりに胸キュンしたりしながらあっという間に読み終わりました。
ヘンに気取らず飾らない言葉で書かれていて、とても読みやすかったです。
はあちゅうさん曰く、言葉は魔法。
ならば、幸せにつながるような・・・そんな魔法の使い手になりたいものです。