バンビな寝言 ドゥードゥーは干されたまんま もういいかいってバンビな寝言 ふかふかになりたくなって寝るのです ほんの少しのミルクの匂い いつからかフリを覚えてしまったね 涙の粒が小さくな […]
「朝倉冴希の作品」の記事一覧
Crossing of Water ~ 連作「Crossing of Water」 より~
Crossing of Water Crossing of Water ある半径の世界の中へ流れ込みゆく 出がらしの一歩一歩と希釈され上へ下へと花ひらかんと 効能は Become a flow ただ […]
Snow globe ~ 連作「Crossing of Water」 より~
Snow globe ひらめきは羽衣脱いですべり込み照り返されてゆらぎ昇る香 温もりになれない snow globe 祈るとき鎮まりながら光る結晶 Janet’s Law 濃くなればいい 透明な […]
Endless microcosm ~ 連作「Crossing of Water」 より~
Endless microcosm 奇跡だと気づくことなく意思もなく放り出されて旅がはじまる 海なんてものは知らないはずなのに満ち欠けてゆく月を目指した それはもう亡くした記憶 分かれつつ何かを聴いて何かに […]
連作「 伝説のヒト」
連作「伝説のヒト」 冷ややかな泥の底こそ本物の火種はあると伝説のヒト 正しさを救いとろうと滲み出る不協和音の染みが七色 たぶらかすネオン至上に魅せられて何を手向ける蜉蝣の波 摘まれたら痛いヤグラの昼下がりオ […]
連作「大輪となる」 第4章:玻璃のうつわ
タイミングひとつズレたらこの位置にいられなかった雨のささやき クラゲには光に透ける芯がありラピスラズリの背中の向こう ゆうらりと吐きだしながらゆるやかに囚われつつも鎖は糸に 面差しは朽ちること […]
連作「大輪となる」 第3章:大輪となる
泣き顔を一度ぐらいは見たかった夕陽に霞むタータンチェック あるがまま白色光にさらされた顔が映って洗面を拭く 甘やかに勘をにごらせ自滅する憂いばかりを寄せるぬかるみ のったらと先越されては跳ねお […]
連作「大輪となる」 第1章:壁越しの夢
隣人は知る由もなく壁越しに夢をひっさげ生きております 浮く肩に手を添えながら力まずに抜かなきゃダメと君が教えた 修正はしなくてもいいそのままで残しておいて君の痕跡 言語化に長けた君から紡がれた […]
【自作短歌】連作「エリカのように」
「エリカのように」 煮えたぎる血をよそにしてとりあえず地下へと進むエスカレーター ファスナーが壊れてしまい優しくも強くもなくて負けだと思う カジュアルな服が似合ったあの子らはよそ行き顔で地下鉄に乗る 熟した […]










