山の麓であるここでは、春から夏にかけて鶯がよく鳴きます。でも、教科書のお手本のような「ホーホケキョ」という鳴き声は滅多に聞けません。 「ホーケキョ」「ホーホーケキョケキョ」「ホーケキョケキョ」 […]
「朝倉冴希の作品」の記事一覧(9 / 13ページ目)
【自作短歌】ルピナスを1つわたしにくださいなそれではなくて特別なやつ (朝倉冴希)
「ルピナス」は、荒地でも育つオオカミのような逞しさから、ラテン語でオオカミを意味する「ループス(lupus)」が語源となっています。花言葉は、「想像力」「いつも幸せ」「貪欲」etc・・・。 ル […]
【自作短歌】真っ先に君をめがけて舞い降りた桜ひとひら見下ろすつむじ (朝倉冴希)
今年はソメイヨシノを詠もうと思っていていて、思い浮かんだのが満開の桜がはらはらと散り急ぐイメージ。満開になったなと思えば、あっという間に散ってしまいました。 つむじを見下ろしているのは、君をめ […]
【自作短歌】父の手で捌かれながら透き通る半身をさらすメバル、アイナメ (改訂版) (朝倉冴希)
父の手で捌かれながら透き通る白身をさらすメバル、アイナメ 朝倉冴希 という短歌を前回の記事☆に掲載したのですが、後になってみると「白身」という単語の違和感がどうにも拭えなくて・・・。 &nbs […]
【自作短歌】「おはよう」がミントみたいに爽快で別れのときを忘れそうなの (朝倉冴希)
近ごろ飲んでいなかったなぁと思い、久々にミントティーを入れながらこのblogを書いています。スッキリ爽やかの代名詞だけではなく精神安定作用もあるミント。おかげでなんだか今はものすごくリラックスモードです。 […]
【自作短歌】すでにもう戦力外になっている抜けた毛が手にしつこく絡む (朝倉冴希)
シャンプーをしたときなど抜けた毛が手に絡んでいるのを見ると、もうすでに毛根から抜けていてただ他の髪の毛に紛れていただけなんだなと実感するんです。あるように見えて、とっくになくなっていたんだなぁって。 &nb […]
【自作短歌】青じそのドレッシングがいいという君とどこかで乳化するまで (朝倉冴希)
今日って「ドレッシングの日」なんですね。 今朝、まったくの偶然にできたものだったんだけど、こんなことってあるんだなぁ。今日UPする予定ではなかったんだけど、せっかくなのでドレッシングの日に。 […]
【自作短歌】蝉がまだ鳴き足りないとかしましく氷菓の溶ける風のない庭 (朝倉冴希)
真夏のような日差しが照り付けて朝からもう暑い・・・といっても、最盛期とは明らかに違う秋の気配もうっすらと感じられるこの時期。今日から9月。 久々にカラッと晴れた“なつぞら”だからなのか、蝉がや […]
【自作短歌】抜け穴はどうせ誰かが塞ぐから構うことなく自由でいてよ (朝倉冴希)
同じ職場のMさんがもうじき退職されるのですが、今まで人手不足だったこともありずるずるとここまで延びてしまったという経緯があります。 「今すぐにでも辞めたい」というのがMさんの本音なのですが、会 […]