「2018年」の記事一覧
【自作短歌】シグナルは青 君の背がまた遠のいて「時間よ止まれ」 (朝倉冴希)
出勤の時、必ずといっていいほど赤信号で引っかかる交差点があります。ですが、そこが青信号ですんなり通れただけでなく、一度も信号に引っかかることなくスムーズに通れたことがあります。「シグナルは青」というフレーズ […]
【自作短歌】恋人もレンタルしたいビデオ屋で必要なとき必要なだけ (朝倉冴希)
「実は、〇〇で知り合った人と付き合っていて・・・」 あまり恋愛話を積極的にするタイプでもなかったけど、つい最近「クリスマス用の彼氏が欲しい・・・」なんて冗談言ってたのに・・・。 そして、その数 […]
【自作短歌】創造と破壊のなれの果てにあるカラスが集うごみ集積所 (朝倉冴希)
私の住む地域では、資源化センターに3基設置している焼却炉のうち2基が故障して「ごみ処理非常事態宣言」が出されています。1基のみでは対応しきれないので、復旧するまでは地中に仮埋め立てをしている状況です。 &n […]
【自作短歌】あざとくて挑発的に舌を出す君の仕草はずるいと思う (朝倉冴希)
高校生の時、ニュージーランドにホームステイしたことがあるのですが、そこで先住民のマオリ族のショーを見たことがあります。 マオリ族といえば、『ハカ』と呼ばれる民族舞踊。ニュージーランドが誇る、ラ […]
【自作短歌】貝の口をさらりと結ぶ君の手でほどかれてよく藍の細帯 (朝倉冴希)
先に「結ぶ」というワードが浮かんでいて、だったらその対義語である「ほどく」を入れたいと思ってできたのがこの短歌です。 この場合の「貝の口」とは、「貝の口結び」のことで男性がよくする帯の結び方。 […]