平成最後の夜は、録画している平成最後の紅白を観ながら過ごしていました。そして今、このblogを書いています。皆さまはいかがお過ごしですか? 個人的に「平成」という時代は、職場から住居まで環境も […]
「2019年4月」の記事一覧
【読書】錦見映理子著「めくるめく短歌たち」
「リトルガールズ」という小説で、で第34回太宰治賞を受賞した歌人・錦見映理子さんのエッセイ。「NHK短歌」に連載されていた「えりこ日記」が書籍化されたものです。 錦見さんと親交のあるそれぞれ歌 […]
【今日の短歌】画家が絵を手放すように春は暮れ林のなかの坂をのぼりぬ (吉川宏志)
自分の手によって、手間暇をかけまくって、丹精込めまくった芸術作品はそうやすやすと手放したくないタイプです、こんばんは。 例えば、すごい傑作ができたとしてそれは高く売れたりするのかもしれないけど […]
【万葉集】「歌垣」という名の乱交パーティー⁈
いきなり大胆なタイトルですが、早くも万葉集特集の第二回目です。 万葉集が作られたのは奈良時代末期ですが、その時代は一夫一婦ではなかったし、なんていうか性に対して奔放でした。そんな時代の背景もあ […]
【万葉集】浦島子伝説
いきなりですが、もうすぐ平成の時代も終わりですね。そして、「令和」という新しい時代がもうすぐ始まろうとしています。・・・というわけで、「令和」の語源に関連している万葉集を、このblogでも特集してみようかな […]
【今日の短歌】ふくろうの置物吾の宝物ふくろうの目は哲学をする (大島史洋)
いつ頃からだったか・・・。旅行に行く度に、父が「ふくろうの置物」を買ってくるようになりました。積極的に集めているというわけではく、梟であることにも特に意味があるわけではないのですが、なんとなく記念にというこ […]
【今日の短歌】舌先で口内炎をさわってるその眼差しにひかれたのです (戸田響子)
第4回詩歌トライアスロン受賞作「煮汁」に掲載されている、戸田響子さんの一首。 今、舌の左側の部分に大きな口内炎ができています。もともと口内炎ができやすい体質でして、いろんなところに口内炎ができ […]
【自作短歌】真っ先に君をめがけて舞い降りた桜ひとひら見下ろすつむじ (朝倉冴希)
今年はソメイヨシノを詠もうと思っていていて、思い浮かんだのが満開の桜がはらはらと散り急ぐイメージ。満開になったなと思えば、あっという間に散ってしまいました。 つむじを見下ろしているのは、君をめ […]
【自作短歌】ルピナスを1つわたしにくださいなそれではなくて特別なやつ (朝倉冴希)
「ルピナス」は、荒地でも育つオオカミのような逞しさから、ラテン語でオオカミを意味する「ループス(lupus)」が語源となっています。花言葉は、「想像力」「いつも幸せ」「貪欲」etc・・・。 ル […]
【今日の短歌】だんじょかれよしの 歌声の響き 見送る笑顔 目に留まる (今上天皇)
天皇陛下が作詞され、美智子皇后が作曲された「歌声の響」の一節です。 「だんじょかれよし」とは船出を祝う沖縄民謡。天皇陛下は、皇太子時代に沖縄にあるハンセン病診療所を訪問されており、そのときのこ […]