松平家・徳川将軍家の菩提寺として名高い大樹寺。桶狭間の戦いで今川勢が討ち敗れ、松平元康(徳川家康)が大高城からここ大樹寺に逃れたのが19歳の時。御覧になった方はわかるかと思いますが、このくだりは、NHK大河の「どうする家 […]
「2023年1月」の記事一覧
【今日の短歌】煮込みゐるカレーの背筋がぴんとたつガラムマサラのこのひと振りに (竹浦道子)
煮込みゐるカレーの背筋がぴんとたつガラムマサラのこのひと振りに 竹浦道子 カレーに限らず、ひと振り入れるか入れないかで全く味が変わることってありますね。どこかぼやっとしていた味がピシッと決まる瞬間。擬人化そ […]
【今日の短歌】目覚めたら息まっしろで、これはもう、ほんかくてきよ、ほんかくてき (穂村弘)
今日から大寒。「冬はつとめて」つまり早朝がいいとも言われていますが、明け方はとにかく冷え込みますね。寒いの苦手(;^ω^) ここらは温暖な地方なので、「目覚めたら息真っ白」とまではいってないの […]
【今日の短歌】真中の小さき黄色のさかづきに甘き香もれる水仙の花 (木下利玄)
冬になると、我が家の周辺にもぽつぽつと水仙の花が咲きます。正月花にすると縁起がいいとされているのでよく用いていて、花の少ないこの時期に重宝しています。先日、正月の集まりをやっとやることができたのですが、その […]
【今日の短歌】白き餅われは呑み込む愛染も私ならずと今しおもはむ (斎藤茂吉)
白き餅われは呑み込む愛染も私ならずと今しおもはむ 白い餅を私は呑み込んでおり、執着もなければ私ではないとたった今この瞬間も口にしている 年末になると年代物の餅つき機でお餅をつくのが恒例だけど、 […]