遺影の背景にぼんやりとそれらしきものが映っていて、亡くなった祖母を思い出す花菖蒲。 拒むというとちょっと突き放す感じになっちゃうけど、相手との立場や関係性によってし […]
「2023年5月」の記事一覧
【今日の短歌】我が姿たとへ翁と見ゆるとも心はいつも花の真盛り (牧野富太郎)
朝夕に草木を吾の友とせば心淋しき折節もなし 牧野富太郎 朝から晩まで植物を友とすれば心が淋しい悲しいなんて感じている暇がない 植物学者であり、NHK連続テレビ小説『らんまん』の主人公・万太郎の […]
【今日の短歌】おもしろきこともなき世を面白くすみなすものは心なりけり (高杉晋作)
「動けば雷電の如く発すれば風雨の如し、衆目駭然、敢て正視する者なし。これ我が東行高杉君に非ずや」 伊藤博文 動けば雷電の如く、言葉を発すれば風雨の如し、多くの人はただ驚くばかりで敢えて正視す […]
【今日の短歌】ただ頼めたのむ八幡の神風に浜松が枝はたふれざらめや (武田信玄)
ただ頼めたのむ八幡(やわた)の神風に浜松が枝はたふれざらめや 武田信玄 (ただ(一心に)頼めというままに神に頼もうとしている。八幡の神風によって、浜松の枝は倒れないことがあるであろうか。(いや、かならず倒れ […]