タイミングひとつズレたらこの位置にいられなかった雨のささやき クラゲには光に透ける芯がありラピスラズリの背中の向こう ゆうらりと吐きだしながらゆるやかに囚われつつも鎖は糸に 面差しは朽ちること […]
「2026年」の記事一覧
連作「大輪となる」 第3章:大輪となる
泣き顔を一度ぐらいは見たかった夕陽に霞むタータンチェック あるがまま白色光にさらされた顔が映って洗面を拭く 甘やかに勘をにごらせ自滅する憂いばかりを寄せるぬかるみ のったらと先越されては跳ねお […]
連作「大輪となる」 第2章:不協和音
一線をバグらせるのは気狂いのプロパガンダで歪んだモラル リプライで漂白剤をぶちまける似非ヒーローが蠢いている 火炙りの刑に処すべく合法に遂行されるヘイトスピーチ 何もかも見てきたような口ぶりで […]
連作「大輪となる」 第1章:壁越しの夢
隣人は知る由もなく壁越しに夢をひっさげ生きております 浮く肩に手を添えながら力まずに抜かなきゃダメと君が教えた 修正はしなくてもいいそのままで残しておいて君の痕跡 言語化に長けた君から紡がれた […]




