好みかそうじゃないかって、ファーストインプレッションでほぼ決まるんだけど、これは言葉の羅列とか響きだとか感覚で好きだと思った一首。トロイメライについてはなんとなくシューマンというぐらいしか知らなくて、どんな […]
「笹井宏之」タグの記事一覧
【今日の短歌】本棚に戻されたなら本としてあらゆるゆびを待つのでしょうね (笹井宏之)
コロナ対策のため、病院の待合室等では雑誌や本が次々と撤去されていきました。あらゆる指を待つ本のイメージとして、私は図書館の本棚を思い浮かべたのですが、今は多くの図書館が休館を余儀なくされています。 &nbs […]
【今日の短歌】「はなびら」と点字をなぞる ああ、これは桜の可能性が大きい (笹井宏之)
あまりにも記憶が曖昧なのですが、確かに点字を打ったことがありました。何かのイベントの体験コーナー的なところだったと思います。文化祭か学園祭みたいなとこに遊びに行ったときだったかも。 点字器に紙 […]
【今日の短歌】蜂蜜のうごきの鈍ささへ冬のよろこびとして眺めてをりぬ (笹井宏之)
趣味の一環として、父がほんの少しの間だけ養蜂をやっていた時期がありました。採取していたのは、「百花蜜」と呼ばれる日本蜜蜂の蜜。とても希少なのですが、そのころは、その希少な蜂蜜をとろ~りたっぷりパンにつけるの […]