体調不良とか特別な理由がない限り、行くのが嫌で仕方なかった学校へ行っていたのは強いからではありませんでした。行かない勇気がなかったというだけのことです。 でも、だんだんわかってきました。人間っ […]
「詩歌」タグの記事一覧(7 / 20ページ目)
【自作短歌】原色の夢の続きはつれなくてセピア色した僕はここだよ (朝倉冴希)
セピア色には、大人になってしまったというニュアンスが込められています。 いくつも挫折を味わい、いくつもの夢を諦めてきたけど、その経験を無駄にするかしないかは自分次第だということ。大げさでも何で […]
【自作短歌】いまどきはどこもかしこもスケルトンいともたやすく奥の方まで (朝倉冴希)
日本では“透明”のことを「スケルトン」と言ったりしますが、英語で「スケルトン」は骨格とか骸骨という意味なんですよね。何もかもが筒抜けになる現代社会を表現するのに、最初は「スケルトン」のところを「シースルー」 […]
【自作短歌】ずぶ濡れになるのを君のせいにして震えていたら花冷えのせい (朝倉冴希)
桜の時期に降る雨をとても残念に思っていました。でも、「桜雨」「桜流し」「花筏」・・・そんな美しい言葉を知ってから、そんな景色もまた風流でいいかもしれないと思うようになりました。 言葉にはそんな […]
【自作短歌】どうやって終わらせようか満ち足りた幸福感と空虚の中で (朝倉冴希)
ここのところ花の記事ばかりでしたが、今回は短歌です。 もしかして細かいところで記憶違いがあるかもしれませんが、昔「フルハウス」という海外のコメディードラマでこのようなシーンがありました。 &n […]
【自作短歌】飲み下すたやすさよりも正しさを曲げない君を蜘蛛が見ている (朝倉冴希)
「正直者がバカを見る」というのはあってほしくないことですが、現実をみれば真面目にやっている側が損をしてしまうこともありますよね。 世の中には、“仕事しています”というポーズはとるものの、面倒ご […]