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2018 4月の短歌まとめ
【自作短歌】「おはよう」がミントみたいに爽快で別れのときを忘れそうなの (朝倉冴希)
【今日の短歌】開花まであと二か月というところ雲の流れに置かれる花芽 (小川佳世子)
【今日の短歌】ぬばたまの黒髪変かはり白髪(しらけ)ても痛き恋には逢ふ時ありけり (沙弥満誓)
【今日の短歌】こもごもに郁子(むべ)と通草(あけび)をとり食みて郁子がよしちふこの子があはれ (北原白秋)
【今日の短歌】チェンバロの音色にきみのお喋りも織り込まれつつ薄暮のカフェは (加藤治郎)
【今日の短歌】悲しみのほむら燃ゆると思ふまで色たちてくるかたかごの花 (岡野弘彦)
突然ですが、短歌をやっています。どうぞよろしくお願いしますm(__)m
【今日の短歌】日中を風通りつつ時折にむらさきそよぐ堅香子の花 (宮柊二)
【今日の短歌】星という小人の中に美しき肘のみ見せて寝たる夕月 (与謝野晶子)
【今日の短歌】仕事にてひとつに束ねゆく髪のそれぞれ深き毛根をもつ (小島ゆかり)
【自作短歌】するほうが悪いと罪のない人が見知らぬ顔に責められている (朝倉冴希)
