ドラマなんかを観ていても、勝手に俳優さんの心理状況を想像してしまうことってあります。泣きのシーンとかラブシーンとか、純粋に演じている役を通して感情移入している場合もあれば、別の誰かを重ねていたりするのかなとか。

 

そういえば・・・。画面の向こうの裏側を妄想して、SNSなんかに短編のフィクション書いていた人とかいたなぁ。ああいうのも、演者の“裏”の物語を妄想するという点では共通していますよね。

 

掲出歌のような心の動きが、「雑魚キャラ」を次々となぎ倒していくあのシーンの裏側であったと想像してみると、どこかコントみたいだなと思ったりします。出演者のギャラのしくみもショッカーの時給もわからないから、金額が見合っているかどうかは何とも言えないんだけど。

 

 

ところで、ショッカーとかいわゆる「雑魚キャラ」と呼ばれるキャラは、一番弱いから邪魔だといわんばかりに真っ先にやられてしまうんですよね。時代劇でもそうだけど、一番罪が重くないはずの下級戦闘員ほどやられるときは問答無用でバッサバッサと情け容赦なし。

 

大将(ラスボス)がやられないように、弱い順から次・・・そして次・・・とだんだんと強いヤツが出てくる・・・。そして弱いヤツほどその命は軽く扱われてしまう・・・。

 

そういうものだとわかっていても、裏で操っているさらに悪いヤツらが「覚えてやがれ」でとんずらしたり、のうのうと生き残ったりするとね。なんだか理不尽な気がするし、私としてはつい雑魚キャラに同情したくなってしまいます。

 

そうはいっても、襲い掛かってくる敵を次々やっつけていくヒーローはやっぱりカッコイイですし、なくてはならないシーンだとは思うんですけどね。矛盾してるけど。それに何より、ボスキャラが簡単にやられてしまったらそれまでだしねぇ。(;^ω^)