朝日新聞社が運営するWEBサイト『好書好日』にインタビューが掲載されています。
なんと、ライターさんがインタビュー中に「実は私もゲイなんです!」とカミングアウトしてくださって、ここでしか話さなかったかもしれないディープな内容になりました。https://t.co/ldAIne7DNb
あと、写真が素敵! pic.twitter.com/oPKzLCA15w— 鈴掛 真 (@suzukakeshin) 2019年1月11日
今回は、歌人・ 鈴掛真さんのインタビュー記事☆を読んで、私なりに思ったことを書いてみたいと思います。
こちらの記事で少し触れたことがありますが、歌人・ 鈴掛真さんが連載されている「ゲイだけど質問ある?」が出版されることになりました。
現時点ではまだGETできていないので、本の感想はまた後日改めて書きたいと思います。
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さて、このblogでも何度も触れている通り、私は「おっさんずラブ」の大ファンです。でさ、ふと思うのですよ。はるたんこと春田創一は、同性愛者なのだろうかと。
傍からみれば、牧くんとルームシェアして「俺たち付き合ってます!!」宣言。その後、部長と一緒に暮らし始めてからの~婚約。からの~牧くんとよりを戻す。・・・という事実だけをみれば、どこからどうみても恋愛対象が同性の同性愛者判断されるとこだと思うんです。
でもさ、はるたんのバックグラウンドにある事情を知れば、恋愛対象が同性の同性愛者というのとはちょっと違うよねと。ただ人として好きになったのが男性だっただけであって、同性しか愛せないというわけではないし・・・。
でもそれは、同性愛者を名乗っている人にとってみても同じで、人間としてただ好きになった結果に過ぎないんだと思うんですよ。
同性愛者に偏見があってはるたんがそう思われるのが嫌とかそういうことじゃなくて、こうした認識のズレって結構恐ろしくて、本人にとってみればストレスなんじゃないかなと。
つまり何が言いたいかというと、こういうことがあったという出来事だけでは本当のところは判断できないということと、この人はこういう人だっていう世間の一方的な決めつけられるのは辛いことだし、そういったことに苦しめられている人は大勢いるんじゃないかと思って。
で、鈴掛さんは自身の経験を踏まえて、セクシャリティーという観点からそういう見方のズレを少しでもなくそうとしているんだなと読んでいて思ったんです。セクシャリティーといってもいろいろあるし、人によっても恋愛観は違うんだよと。
こういったことはどのニュースにも当てはまることで、ズレや誤解をなくそうと思えば結局は知ってもらうことしかないんですよね。カミングアウトするかしないかは、その人によって考え方が違うし、それはもちろん自由なんだけど。
セクシャリティーといってもいろいろあるし、人によっても恋愛観は違うんだという認識をもっともっと広げて、セクシャルマイノリティーに対する誤解や偏見をなくしていくための「オープンリーゲイ」なのだなと、記事を読みながらそんなことを思いました。
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そして、ワタナベエンターテインメントに所属されたとのことで、これからの活躍がますます楽しみです。
【お知らせ】
この度、ワタナベエンターテインメントに所属しました。歌人として、同性愛者として、様々な壁を越えて表現できるアーティストを目指します。
吉田正樹会長と記念撮影。事務所のエントランスにはQueenの歌詞が。フレディのように語り継がれる言葉を、短歌で残していきたいです。 pic.twitter.com/cXZeKn3CLU— 鈴掛 真 (@suzukakeshin) 2019年1月9日
一緒に写ってるのは、あの「笑う犬」シリーズを手掛けられたあの吉田正樹氏!! ウッチャンファンとしてはなんかそれも嬉しいんだよね♪
あと、短歌のリリックビデオ『Cry』TANKA Lyric Video “Cry”の制作も手掛けられていて、こちらもすごく素敵です。