掲出歌を知ったきっかけは、短歌をテーマにした「平成万葉集」というドキュメンタリー番組。3回に渡ってNHKプレミアムでやっていて、そのダイジャスト版が地上波でも放送されました。
最後までピンヒールを履きこなすように凜として、アーティストとしての自分なりの美学を貫いた安室ちゃんは、まさにそんな感じだったよねと思わず唸ってしまった一首。
圧倒的な力強いボーカルと、髪をバサッとなびかせながら踊る姿はいつみてもめちゃくちゃカッコ良くて、過去を振り返ることでしかそれが見られなくなる日が来るなんてね。そんなこと引退が発表されるまでは想像すらできませんでした。
安室ちゃんのファンクラブに入っていた友人が誘ってくれたおかげで、コンサートにも何回か行ったことがあるんですけど、噂通りにほぼノンストップでずっと踊り続けていましたよ。生の安室ちゃんは、テレビで見るよりもずっと神々しくてザ・アーティストでした。楽しかったなぁ。友人のおかげで、どのコンサートも前方のめちゃくちゃいい席だったし。
ナゴヤドームのときに、私達のすぐ後ろにディズニーとかで売っているミッキーの大きな手(ミッキーグローブっていうやつ?)をしている二人組がいて、安室ちゃんがそれを指差しながら笑っていたのをよく覚えています。
一緒にコンサートに行った友人とは、旅行を兼ねて沖縄にも一緒に遠征して・・・。カラオケに行けば、安室ちゃんの曲は必ずといっていいほど歌うしね。
あと、芸能人といえば同年代の年齢層しかほとんど知らない父が、珍しく顔と名前が一致するのが安室ちゃん。父本人は覚えていないだろうけど、「センスがいいんだなぁ」とボソッと褒めていたのがなんか忘れられないんですよね。
安室ちゃんというと、そんな思い出がぶわ~っと蘇ってきます。
この間ね、友人と久しぶりにランチに行ったときに安室ちゃんの話題になって「あのときはコンサート誘ってくれてありがとね~」と言ったら、「ナゴヤドーム、一緒に行ったんだっけ?」・・・だって。・・・マイガー!! Σ(゚Д゚) 行ったじゃーん!!一緒に行ったじゃーん!!
・・・というわけで、「ほら私達の後ろにミッキーの手をつけた人がいて・・・」てな話をしたら、「あ~、あのとき一緒にいたのがそうだったんだ~」と無事思い出してくれました。(;^ω^)
安室ちゃんが引退してもう1年が経つなんて早いなぁ。