「立てるかい」「君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ」
どこぞの少女漫画のヒーローか白馬の王子かしら・・・と思うほどキザでカッコイイ台詞。ですが、その台詞を真に受けるほど、どうやら私は素直ではないらしいです。「痛みを分かち合いたい、君が背負っているものを僕にも一緒に背負わせて」というニュアンスならわかるけど、「君ごと背負うこともできるよ」となるとどうかなぁ~?(¬_¬ ) と疑いたくなるのが私。
君ごと受け止める覚悟があるということなのはわかるから、そこを疑うわけではないんです。ただ、君ごと背負うことは現実的ではないかなというだけ。どんなに親しい関係でも自分以外の誰かをまるごと背負うなんてできないし、そんな保障はどこにもないよねとシビアにみてしまう自分がどこかにいます。
それは私自身の思考回路がそうだというだけで、非現実的だからどうこうというのはないんですけどね。できもしないことを口にしないでとは思わないし、そうやって受け止めようとしてくれていることをただただ嬉しいと思います。もちろん2人の関係性にもよりますけどね。
「立てるかい」「 君が背負っているものを君ごと背負うこともできるよ」
なかなかの殺し文句だよね。