「流行りもの好きなのに珍しいね」と言われながら、なんだかんだとスルーしていた「鬼滅の刃」を、遅ればせながらアマプラで視聴している。以来、忙しくてテンパリそうなときは、炭治郎になりきって「全集中 〇〇の呼吸」と心でつぶやきながら鬼という名のタスクをやっつけることにしている。ありがとう鬼滅。
ご存じの通り「鬼滅の刃」は、主人公・竈門炭治郎が鬼になってしまった妹・禰豆子を人間に戻すべく鬼と戦っていく物語。炭治郎は、ロールプレイングゲームさながら、鬼と戦っていくうちに技を次々に習得して強くなっていく。
技の名称ひとつとっても「壱ノ型 水面斬り」とか、いかにも子供が飛びつきそう。老若男女問わず、このように夢中にさせる仕掛けがいくつも散りばめられていて、空前の大ヒットなのも頷ける。