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暑中お見舞い申し上げます
暑中見舞い申し上げます
【今日の短歌】わたくしはけふも会社へまゐります一匹たりとも猫は踏まずに (本田真弓)
【今日の短歌】まことにも暑し暑しと口にしていへば紛るる土用の暑さ(窪田空穂)
【今日の短歌】柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君 (与謝野晶子)
【今日の短歌】夏の夜はまだ宵ながら明けぬるを雲のいづこに月宿るらむ (清原深養父)
【今日の短歌】アルコール消毒液を手に受ける小さなくしゃみのようなささやき (戸田響子)
【自作短歌】雨越しの君がどうしているかなど知らなくていい僕は紫陽花 (朝倉冴希)
【今日の短歌】ショッピングモールの中の駄菓子屋は親切な郷愁でおなじみ (松木秀)
【今日の短歌】血管の中に住みたいからだじゅう隅から隅まで知りたくなって(千原こはぎ)
【今日の短歌】十余年わが書きためし草稿の跡あるべしや学院の灰 (与謝野晶子)
【今日の短歌】はなびらの迷路のなかを彷徨へる薔薇苑の蟻想ふ昼すぎ(大塚寅彦)
