久々に行ったフードコートで、“地獄”を連想してしまったのは↑の掲出歌のせいです。・・・いや、注文したラーメンはおいしかったですよ。東海地方のソウルフード・寿がきやラーメン。 それ […]
「今日の短歌」の記事一覧(40 / 46ページ目)
【今日の短歌】ダアリヤは黒し笑ひて去りゆける狂人は終にかへり見ずけり (斎藤茂吉)
滅多にないことですが、今までの人生で「バカヤロウ!!」だとかブツクサと独り言を喚きながら当たり散らしている不審者に居合わせたことが2.3回あります。 彼にどういう事情があったのか、もともとそう […]
【今日の短歌】「はい?」という口癖指摘されてより私はわたしの言葉見張りき (細溝洋子)
こちらの立ち回りも上手くなかったのだけど、口が上手い相手にうまく丸め込まれていいようにされていると感じ、どうにもこうにも心に引っかかってモヤモヤしていた時期がありました。 無理やりテンションをあげることがで […]
【今日の短歌】団栗はまあるい実だよ樫の実は帽子があるよ大事なことだよ (小島ゆかり)
子供のころよく行っていた公園にはちょっとした石段があり、そこを登っていくとたくさんの椎や樫の木が植えられていて、秋にはよく椎の実や樫の実を拾っていました。割合でいうと、圧倒的に椎の実が多くて全体の8割ぐらい […]
【今日の短歌】平成をカカカカカカっとピンヒール駆け抜けていった安室奈美恵 (池田典恵)
掲出歌を知ったきっかけは、短歌をテーマにした「平成万葉集」というドキュメンタリー番組。3回に渡ってNHKプレミアムでやっていて、そのダイジャスト版が地上波でも放送されました。 最後までピンヒー […]
【今日の短歌】不思議なり千の音符のただ一つ弾きちがへてもへんな音がす (奥村晃作)
職場の人がとある習い事をしていて一緒にどう?と誘われまして・・・。とりあえず見学に行くことになったんですけど、そのとある習い事というのが大正琴なんです。しぶしぶしぶーっ!! 楽器なんてロクにやったことないけどできるんかい […]
【今日の短歌】あの夏の数かぎりなきそしてまたたつた一つの表情をせよ (小野茂樹)
例えば、歌番組とか見ていて、あのアーティストのあのときのあの表情に惹きつけられてもう一度見たいと思う時があります。別の時に同じパフォーマンスをしていても何かが違う・・・。やっぱりあの時のあの表情じゃなきゃダ […]
【今日の短歌】赤ちゃんの靴と輪投げと月光の散らばる路面電車にひとり (穂村弘)
地元の豊橋では、「路面電車」ではなく「市電」と呼ばれることが多いです。今日、その市電沿いを車で走っていたら、数名のカメラマンのを見かけました。 なんだろうと思っていたのですが、あっ、そうか・・・。そういえば […]
【今日の短歌】木犀のかをりほのかにただよふと見まはせど秋の光のみなる (窪田空穂)
仕事帰りに先輩と駐車場までの道を歩いていたとき、「金木犀がいい香りですね」と言ったら「うん、トイレの芳香剤の香りだけどね!」とあっけらかんと返されて、ズッコケそうになったことがある朝倉冴希です。もう何年も前 […]