「2018年2月」の記事一覧
【自作短歌】どうにでもなれと言えずに教科書に殴り書きしたそれが答えだ (朝倉冴希)
体調不良とか特別な理由がない限り、行くのが嫌で仕方なかった学校へ行っていたのは強いからではありませんでした。行かない勇気がなかったというだけのことです。 でも、だんだんわかってきました。人間っ […]
【自作短歌】君からのマシュマロほどの感触がここにいなよと教えてくれる (朝倉冴希)
子供ってとにかく肌触りのいいものが大好きで、持っていると安心できるお気に入りのぬいぐるみやタオルがあったりしますよね。フランスではドゥードゥーと呼ぶそうですが、私にとってのドゥードゥーはバスタオルでした。 […]
玉響(たまゆら)の月
浮舟は有漏路(うろじ)を逃れ 黄泉(よみ)へ誘(いざな)う 君の待つ処 白々(しらじら)と月明かり 水面(みなも)たゆたう 冬ざれにほとぼりはなく 形(かた)なき 赦しより 名を乞いあまつ欲し […]
【自作短歌】ひっそりと幕をおろせばこの心知れることなく梅は香って (朝倉冴希)
人はいさ心も知らずふるさとは花ぞ昔の香ににほひける 紀貫之 訳:人の心はいざ知らず、ふるさとの梅は昔のままに香を放っています 「土佐日記」で知られる紀貫之のこの和歌。これにはこんな逸話がありま […]
祝・金メダル、羽生くんおめでとう!!
羽生くんの演技を見ながら、「何なんだ、この人」とずっとつぶやいていた私。何なんだ、ホントに。凄すぎる!! プーさんを抱き寄せている君が今手にした「金」が伝説となる — 朝倉冴希@短歌 (@dassan34) […]
【読書】鳥居著 歌集「キリンの子」
両親の離婚、母親と友人の自殺、養護施設での虐待、叔父からのDV、ホームレス生活・・・この壮絶な経歴が大きな話題を生んだセーラー服歌人・鳥居さんの歌集。 慰めに「勉強など」と人はは言う、その勉強 […]