【自作短歌】伸びかけの髪が忘れてしまえよとSOSと蛇行する朝 (朝倉冴希) 公開日 : 2018年2月21日 / 更新日 : 2020年5月15日 朝倉冴希の作品 髪をある程度バッサリ切っても「失恋したの?」などと聞かれたことはありません。 ただ、人生で一度だけ失恋がきっかけで髪を切ったことがあります。ずっとずっと昔のことです。 More from my site【自作短歌】不要なら流せばいいとめいっぱい蛇口をひねる深夜この手で (朝倉冴希)【自作短歌】弱音など吐かない君を粉々に砕いてしまう前に眠りを (朝倉冴希)【自作短歌】君だけにそっと告げたいフレーズはいたるところにありふれている (朝倉冴希)【自作短歌】窓際とスローテンポの哀愁が絵になるような退屈なとき (朝倉冴希)【自作短歌】シグナルは青 君の背がまた遠のいて「時間よ止まれ」 (朝倉冴希)【自作短歌】恋人もレンタルしたいビデオ屋で必要なとき必要なだけ (朝倉冴希)【自作短歌】モノクロになりゆく君はゴールドの波をたずさえ微笑んでいる (朝倉冴希)【自作短歌】ファスナーが壊れてしまい優しくも強くもなくて負けだと思う (朝倉冴希)【自作短歌】情熱とついていけない気だるさが空しく募りマーブル模様 (朝倉冴希)【自作短歌】瑠璃空の向こうあなたを夢に見て疑いようもなく晴れている (朝倉冴希)【自作短歌】海馬よりすべての君を切断しアイスキューブに閉じこめている (朝倉冴希)【自作短歌】平等に注がれていく君からの蜃気楼など拾い集める (朝倉冴希) タグ : SOS, tanka, ヘアー, 伸びかけの髪が忘れてしまえよとSOSと蛇行する朝, 作り方, 朝倉冴希, 歌人, 現代短歌, 短歌, 自作短歌, 髪 「【自作短歌】ひっそりと幕をおろせばこの心知れることなく梅は香って (朝倉冴希)」 「【自作短歌】弱音など吐かない君を粉々に砕いてしまう前に眠りを (朝倉冴希)」 コメントを残す コメントをキャンセル名前 (必須) メールアドレス(公開されません) (必須) ウェブサイト 次回のコメントで使用するためブラウザーに自分の名前、メールアドレス、サイトを保存する。 コメントコメント送信 email confirm* post date* 日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)