年末に向けて、少しずつ早めに大掃除を進めているつもりですが、あれもこれもと手を付けているうちに、忙しさの中で時間があっという間に過ぎていきます。特に網戸や窓の掃除は、光の加減によって汚れの見え方が変わるので […]
「2024年12月」の記事一覧
【今日の短歌】「どの道を選んでも悔いは残ります」さざんか冬の入口に咲く (大下一真)
どんな選択をしても、すべてに満足することは難しいものです。 それでも、「人間万事、塞翁が馬」「禍福は糾える縄のごとし」ということわざがあるように、今感じている後悔が、実は未来の自分を形成する大 […]
【今日の短歌】皸といふ皸にワセリン塗りこめて立ち直りゆくものか冬の夜 (柏原千惠子)
厨房で働いていた頃、手荒れに悩まされていました。いくらクリームを塗っても、手のひらや指先は常にひび割れ、乾燥しては痛みが走る日々。皮膚の表面のバリアがボロボロになっているところに、次から次へと洗剤などの刺激 […]
【今日の短歌】わたしたち夏から冬がすぐ来ても曇天を今日の服で飾って (柳原恵津子)
今年の季節の移り変わりは、まるで駆け足で進む物語のように感じられました。猛暑の日々が長く続いたかと思えば、急な気温差が追い打ちをかけ、秋らしい穏やかな気候を十分に楽しむ間もなく、気がつけば冬の入り口に立って […]