なんでこんなに好きなんだろうと自分でも思うけど、新緑を見るのが大好きな私。まばゆい新緑を目にすると、無条件で元気になれます。暗いニュースばかりが飛び込んでくる中で、若葉のエネルギーと癒しにものすごく救われて […]
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【今日の短歌】熱つ熱つのじゃがいも剥けば冬眠からさめたばかりのムーミントロール (杉崎恒夫)
言わずもがななんだけど、男爵よりもメークイーンのほうがムーミン感あるよね。ムーミンって、ムーミン谷の妖精だっけ? あのフォルムからして癒し系のイメージ。そのほんわかとした世界観と融合させるのに、「熱々」では […]
【今日の短歌】アルコール消毒液を手に受ける小さなくしゃみのようなささやき (戸田響子)
このご時世、毎日のように消毒液を手に受けている方は多いのではないでしょうか。私もです。潔癖でなくとも、ことあるごとに除菌も除菌。手が荒れなくてウイルスに効果的ということで、我が家ではミクロテクト(次亜塩素酸 […]
【今日の短歌】切り株は幻肢の幹に枝に葉に風を受けおり静けさの中 (島本ちひろ)
毎日のように見ている↑の切り株は、一体なんの木だったのか・・・。名前すら私は知りません。人間の手によって切り株となったその木は、そこまでの関心を寄せることはありませんでした。あまりにも風景に溶け込んでいたか […]
【今日の短歌】箇条書きで述ぶる心よ書き出しの一行はほそく初雪のこと (大口玲子)
文芸において、書き出しは命と言われるぐらい大切なもの。読者を惹きつける文章を書こうと思うなら書き出しに拘れ。・・・執筆家にとってはもはや常識であるとそこには書かれてありました。 ああ、なるほど […]
【今日の短歌】あたたかい十勝小豆の鯛やきのしっぽの辺まで春はきている (杉崎恒夫)
梅の花がちらほら咲き出しして、すこしずつ景色も色づき始めました。これからはもっともっと華やかになっていきますね。今年はありえないぐらいの暖冬とはいえ、モノトーンからパステルカラーに染まる春がやっぱり待ち遠し […]
【今日の短歌】くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨の降る (正岡子規)
春の長雨という言葉がありますが、ここ最近はずっと晴天が続いていました。久しぶりの雨が降っています。薔薇の季節にはまだ少し早いこの時期。やわらかな春雨。そんな日は掲出歌を思い浮かべます。 よく「 […]