2023年の今日は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災からちょうど100年目にあたります。 小林天眠の依頼で受けていた、源氏物語全般にわたる現代語訳を含む源氏物語の講義の執筆に取り組 […]
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【今日の短歌】青春の鬼に再び守らるる禁獄の身となるよしもがな (与謝野晶子)
青春の鬼に再び守らるる禁獄の身となるよしもがな 与謝野晶子 子供のように無邪気なだけではいられず、大人ほど自由が利かない思春期。守られているということでもあるけど、まるで禁獄のようだと、鬼に見 […]
【今日の短歌】柔肌の熱き血潮に触れもみで寂しからずや道を説く君 (与謝野晶子)
本日は、与謝野晶子の命日(白櫻忌)。毎年、大阪府堺市にある覚応寺で法要が行われます。かつての覚応寺住職・河野鉄南が、晶子と後の伴侶となる与謝野鉄幹と引き合わせました。晶子にとって鉄南は、与謝野鉄幹と出会う前 […]
【今日の短歌】六月は酒を注ぐや香を撒くや春にまさりて心ときめく (与謝野晶子)
6月といえば梅雨真っ只中 = ジメジメの湿気祭り。「春にまさりて心ときめく」で、厄介としか思えなかった6月の印象がガラッと変わった一首。不思議なものです。私が単純なだけかもしれないけど、思っているより6月っ […]
【今日の短歌】わが恋は虹にもまして美しきいなづまとこそ似むと願ひむ (与謝野晶子)
写真は、昨日の夕方に撮った虹です。夕飯の支度をしていると、オレンジに染まった西日が射してこんできて、思わず手を止めました。夕日に映えた山肌がとても綺麗だったので窓に近づいたら、虹が架かっていました。 &nb […]
【今日の短歌】人の子の恋をもとむる唇に毒ある蜜をわれぬらむ願い (与謝野晶子)
人の子の恋をもとむる唇に毒ある蜜をわれぬらむ願い 与謝野晶子 恋に焦がれる若者の唇に毒ある蜜を塗ってやりたい 冴希語訳 : 恋したいなんて言えちゃうクチビルに塗りたくなった蜜のポイズン & […]
【今日の短歌】星という小人の中に美しき肘のみ見せて寝たる夕月 (与謝野晶子)
「流星の道」という歌集に収録されている一首。 与謝野晶子の歌といえば「その子二十 櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな」「やは肌のあつき血汐にふれも見でさびしからずや道を説く君」などが […]
【今日の短歌】その子二十 櫛にながるる黒髪のおごりの春のうつくしきかな (与謝野晶子)
成人の日ですからね。 「その子二十」という字余りの初句から、その後の「春のうつくしきかな」まで流麗に畳みかける調べ。与謝野晶子のこの歌を知ったのはいつだったか。おそらく中学生ぐらい・・・いや小 […]
【直虎ゆかりの地めぐり】さくら・サクラの奥山ぶらり♪井伊直政生母ゆかりの方広寺
浜松市・奥山方面へ行ってきました。 奥山という地名は、この界隈をおさめていたから奥山家からきています。奥山・・・そう、あの井伊家の家臣・奥山朝利らの奥山一族です。 大河では、でんでんさんが奥山 […]
【読書】永田和宏・知花くらら著「あなたと短歌」
歌人の永田和宏氏と、モデルの知花くららさんとの共作です。くららさんは、国連WFP日本大使としてもご活躍されています。 知花くららさんが短歌を始めたきっかけ ミス・ユニバースの2006世界大会(第55回大会) […]