手を叩きながら再登場を待ちわびている時間というのは、思いのほか長く感じるものですよね。その間、ずっと手を叩いているとしだいに手がかゆくなってくるというのはあるあるです。 アーティストへの思い入 […]
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【今日の短歌】パトラッシュが百匹ゐたら百匹につかれたよつていひたい気分 (本多真弓)
なんか今・・・すごくそんな気分。 祭日でスタッフの人数が少ないから忙しいのはわかっていたんだけど、もー朝から息つく間もないくらい忙しくてバタバタ。そのうえ、予期せぬハプニングに見舞われるという […]
【今日の短歌】ポケットの中で紙片の手触りを小さく固く折りたたんでゆく (相原かろ)
例えば、たわいもないメモ書きだったり。あ-はいはいと、とりあえずポケットの中につっこんで・・・数時間後。 ・・・再びポケットの中に手をつっこめば、とりあえずポケットにつっこんでおいた紙切れの感 […]
【今日の短歌】舌打ちの音でマッチに火が灯るようなやさしい手品がしたい (寺井奈緒美)
私だと舌打ちはただの舌打ちになっちゃうんだけど、中にはさらっとユーモアを交えて嫌味のないようにもっていく人もいるんですよね。舌打ちをしたくなるような状況でも、そうやって上手に切り抜けられるようになれたらどん […]
【今日の短歌】裏庭に日向ぼこする狐おり教師に銃を持てという国 (西岡徳江)
ハロウィンの夜、アメリカに留学中の日本人男性・服部剛丈さんが誤って銃に撃たれるという痛ましい事件があり、当時ニュースを賑わしていました。 当時高校2年生だった服部剛丈(16歳、以下「被害者」と呼ぶ)は、英語 […]
【読書】中島芭旺著「見てる、知ってる、考えてる」
“小さなからだの哲学者”こと中島芭旺くんという、当時10歳の男の子が書いた本です。 学校にはいかないという決断を自ら下し、おもしろいと思った本の著者の講演会に1人で出かけているという芭旺くん。 […]
【映画】カメラを止めるな!
今、めちゃくちゃ話題になっている映画「カメラを止めるな!」 この映画を知ったときは、まだ都心の限られた劇場でしか上映されていなかったんですよねぇ。評判があまりにいいので観たいなぁと思いつつも、 […]
【読書】内村光良 「ふたたび蝉の声」
いろいろあるけど、前に進もうと思う。 五十歳を目前に控えた進は、役者という職業を細々と続けながら、東京で暮らしている。最近ようやく順調に仕事が入るようになったが、娘と妻のいる家庭内では、どうにも居心地の悪さを感じるように […]
【読書】辻井竜一著・歌集 遊泳前夜の夜
いつの日からか、深夜眠りに着く前にノートに言葉を紡ぐようになった。それがその日の自分を肯定し、やがて訪れる次の一日をどうか乗り切る護符の役割を果たしてくれることを強く望みながら。脳内で心地よく再生されるため […]
【映画】去年の冬、きみと別れ
今夜(4/15)から主演ドラマ「崖っぷちホテル」が放送されるなど、俳優としての活躍がめざましいEXILE/三代目J Soul Brothersの岩田剛典さん主演の映画。芥川賞作家・中村文則氏のミステリー小説 […]