なんでこんなに好きなんだろうと自分でも思うけど、新緑を見るのが大好きな私。まばゆい新緑を目にすると、無条件で元気になれます。暗いニュースばかりが飛び込んでくる中で、若葉のエネルギーと癒しにものすごく救われています。

 

そんな私の「わがこころの若葉」は、柿の葉のきみどり。毎年のように書いていることだけど、あのパッと目を引くライトグリーンがやっぱり好きなんですよねぇ。私の中では、柿の葉があってこその新緑なんです。

 

今日から5月になって、まさしく春が過ぎようとしています。新緑もあっという間に緑が濃くなってしまうんだろうなと思うとちょっぴり切なくもあり。もう少しゆっくりしていけばいいじゃないと思うんですけどね。でも短いぐらいがちょうどいいのかもしれません。

 

あっという間に濃くなってしまうのは人間も同じ。自分の中にまだある・・・はずの若葉のような瑞々しさ、柔軟な感性。そして、畏れを知らない潔さ。それを街路樹の若葉と照らしながら確かめている、そんな歌なのかなと私は思いました。

 

 

ところで柿の葉の新芽って、食べられるって知っていました? 天ぷらとかにすると美味しいんだって。どんな味がするんだろう。見るのも大好きだけど、最近ではそっちの方も気になっています (#^^#)

 

すんすんと深くなりゆく柿若葉/朝倉冴希