残響 一度でもマップを見せて 「どこだ」って現在地なら入口にいる 置き去りにさせてしまった影を踏む 二段飛ばしでお喋りしたら 芯のある残響だけを拾ってはなにげに残るものがいくらか 帳尻はい […]
「現代短歌」タグの記事一覧
バンビな寝言 ~連作「バンビな寝言」より~
バンビな寝言 ドゥードゥーは干されたまんま もういいかいってバンビな寝言 ふかふかになりたくなって寝るのです ほんの少しのミルクの匂い いつからかフリを覚えてしまったね 涙の粒が小さくな […]
Crossing of Water ~ 連作「Crossing of Water」 より~
Crossing of Water Crossing of Water ある半径の世界の中へ流れ込みゆく 出がらしの一歩一歩と希釈され上へ下へと花ひらかんと 効能は Become a flow ただ […]
Endless microcosm ~ 連作「Crossing of Water」 より~
Endless microcosm 奇跡だと気づくことなく意思もなく放り出されて旅がはじまる 海なんてものは知らないはずなのに満ち欠けてゆく月を目指した それはもう亡くした記憶 分かれつつ何かを聴いて何かに […]
【自作短歌】始まりはあの観覧車 君はただ日常にいて私は堕ちた(朝倉冴希)
観覧車回れよ回れ想ひ出は君には一日(ひとひ)我には一生(ひとよ) 栗木京子 「我には一生」にある背景は何なのか。観覧車の他には何も見えてきません。「観覧車」の一言で「一生分の想い」と釣り合うほ […]
【今日の短歌】五月雨にワイシャツ透けて青白い痩軀のきみよ禽の眼をして(楠誓英)
雨で濡れたワイシャツが透けて浮かび上がった青白い痩せた体と、猛禽類のような冷たく鋭い眼。そんな鮮烈なビジュアルで真っ先に思い浮かんだのは、TikTokなどで見かける、AIが生み出した絶世の美男・美女。透ける […]
【今日の短歌】いそぎつつ朝は出てゆく街角に咲きて久しき百日紅の花(古泉千樫)
百日紅(サルスベリ)の幹は、すべすべと滑らかで美しい質感を持ち、その特徴から「猿も滑り落ちる」と喩えられるほどです。そして「咲きて久しき」とあるように、花期が長いことから「百日紅」とも言われて […]
【今日の短歌】血管の中に住みたいからだじゅう隅から隅まで知りたくなって(千原こはぎ)
名古屋で行われた「人体の不思議展」を見に行ったときの衝撃は忘れられません。本物の人体がプラストミックという特殊技術で標本となっていて、皮が剥がれた筋肉や内臓、浮き彫りになった神経や血管、輪切りにされた断面、 […]
【今日の短歌】言葉から言葉つむがずテーブルにアボカドの種芽吹くのを待つ (俵万智)
マンゴーの種を育ててみたら、根っこがちょろっと出てきました。SNSなどを通じて、俵万智さんがアボカドを種から育てているのを知っていて、マンゴーの種を育ててみようと思ったきっかけのひとつになって […]










