「南極」はタロジロをはじめ南極観測隊に同行した南極観測樺太犬、「宇宙」は初代のライカを筆頭とする宇宙犬、「渋谷駅前」は忠犬ハチ公。

 

南極観測樺太犬や宇宙犬に至っては、人間の都合で駆り出されて危険な任務を遂行させられたわけですしね。果たして彼らは何を思っていたのかとか、そういうことを考え出すとそこから抜け出せずにグルグルと引っ張られてしまいそう。

 

あくまでも比喩だということを念頭に置いて置いて、「ひとりにしない」の部分を素直に受け取ってみるのが、たぶん私には正解なんだろうなと思います。

 

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何も言わなくても態度に出さなくても、近くにいようが離れてようが、大切だと思う人のひとはちゃんと大切なんですよね。自分の中ではひとりにはしていないんです。ちゃんと大切なんです。だから私も、大切だと思う人のことはひとりにはしません。私が生きている限り。

 

どうしても照れくさくて、本人に伝わることもなくひっそりと人知れずかもしれないけど、でも大切だからひとりにはしません。時には胸が苦しくなったり、泣きそうになるぐらい勝手に心をざわつかせながら、私の心の中でちゃんと一緒にいます。