「南極」はタロジロをはじめ南極観測隊に同行した南極観測樺太犬、「宇宙」は初代のライカを筆頭とする宇宙犬、「渋谷駅前」は忠犬ハチ公。 南極観測樺太犬や宇宙犬に至っては、人間の都合で駆り出されて危 […]
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【今日の短歌】遠くその夜に触れたい一通のメールで君の画面を灯す (近江 瞬)
まず最初に「遠く」がきて、「その夜に触れたい」とあるんですよね。ソーシャルディスタンスのご時世だからこそ「遠く」「触れたい」が、心に強く響きます。 短歌としては「触れられない」「会えない」こと […]
【読書】東直子・佐藤弓生・石川美南著 「怪談短歌入門 怖いお話、うたいましょう」
夏真っ只中。毎日、毎日暑いですね。この厳しい暑さに、少しでも「涼」を呼びたい!! 「涼」を呼ぶものはいろいろあるけど、その中のひとつが「怪談」 ・・・というわけで、今回は「怪談短歌入門」という […]
【今日の短歌】仰向けで空想すればなかぞらの飛び込み台から落ちてくるきみ (小島なお)
主人公の女の子が好きなイケメン男子のことを妄想すると、目の前にその男の子が現れる・・・。そんなストーリーの漫画をちらっと読んだことがあります。タイトルは何だったかな。忘れちゃったけど。とにかく妄想すれば、な […]
【今日の短歌】もの書きてひと日を過ごし雨もまたその文章の中に書き込む (浜田康敬)
東海地方は、昨日から梅雨入り。今日も朝から雨が降っていますが、空を見上げればツバメが元気に空を飛びまわっていたりします。たくましいねぇ。パラパラと本降りを繰り返しながら、雨はしばらく続きそうです。 &nbs […]
【今日の短歌】人の子の恋をもとむる唇に毒ある蜜をわれぬらむ願い (与謝野晶子)
人の子の恋をもとむる唇に毒ある蜜をわれぬらむ願い 与謝野晶子 恋に焦がれる若者の唇に毒ある蜜を塗ってやりたい 冴希語訳 : 恋したいなんて言えちゃうクチビルに塗りたくなった蜜のポイズン & […]
【自作短歌】不機嫌なぼくらのせいで薄雲る銀の鏡よ美しくあれ (朝倉冴希)
「自分の機嫌は自分でとって。人にとってもらおうとしない!」byみやぞん これといった理由はないのですが、なんとなく気分が浮かなくてテンション低めの日が続いてしまっています。気分って波があるし、 […]