知ってる方は知っていると思うのですが、「FNSラフ&ミュージック ~歌と笑いの祭典~ 第一夜」という番組で、「直電!生ブッキング 明日来てくれませんか?」という生放送中にタレントさんに電話を掛けて、次の日に生放送される第二夜にブッキングしちゃおうというコーナーがあったんです。
で、出演者のダウンタウンの松っちゃんが生電話を掛けた先が、まさかのウッチャンナンチャンのウッチャン。スタジオが騒然となって盛り上がる中、裏かぶりもあって来られるかどうかわからなかったものの、ウッチャン当日にはちゃんと駆けつけてきてくれました。
世代的にこの展開はめちゃくちゃ嬉しくて、他の出演者も中居くんやナインティナインとか豪華で、多くの人がTweetしていたようにいいとものグランドフィナーレみたいなワクワク感を思い出しました。グランドフィナーレ、リアルタイムで観たなぁ。
学校があるから、旗日とか風邪とかで休んだ日じゃないと平日にいいともって観られないんですよね。でもお昼の12時になれば、「♪お昼休みはウキウキウォッチング~」とお馴染みのテーマソングが当たり前のように流れているのが当たり前で。その当たり前がパタッとなくなったときに、なんととも心許ない気持ちになったのを覚えています。
いいともがなくなって、ネットの普及とともにあらゆるものが変化していきました。
画期的な新かがしい何出てくれば簡単にとって変わられてしまい、これは必要なかったと判断されたものはどんどん淘汰されていき、時代と共に加速するそのスピードに対応できなければ取り残されてしまう現代社会。取捨選択の目はますます厳しくなっていき、いつもの、お馴染みの・・・がどんどん失われて・・・。
並行世界、いわゆるパラレルワールドという発想はなかったけど、言われてみれば、いいともがなくなったあの時のような心許ない気持ちをずっとどこかで引きずりながら生きているような気もします。