そろそろ紅葉シーズンも終わりですね。
今年は京都などに紅葉狩りに行くことができましたが、毎年何処へ行っても境内すべてが綺麗に色づいているなんてことはなく、遠目では綺麗に見えても近づいてよくよく見れば色褪せてくしゃっと萎れているところもあり。
目の前に広がっている紅葉の景色が素晴らしいからこそ、中には色褪せたり萎れていたりするのもそれが自然であり当たり前のことなんだよなぁとしみじみと感じ入ったりして、それもひっくるめての醍醐味。だから長く楽しめるというのもあるしね。今年は色づくのも終わるのも早いような気がして、余計にそんなことを思いました。
「ありのまま水面に映る」というのも、いくら色褪せたり萎れていたって水面上で修正・加工するわけにはいかないですからね。そのありのままの姿が水面に映ると儚さが加わってまた一段と情緒を誘いますね。それもまたよし。