天皇陛下が作詞され、美智子皇后が作曲された「歌声の響」の一節です。 「だんじょかれよし」とは船出を祝う沖縄民謡。天皇陛下は、皇太子時代に沖縄にあるハンセン病診療所を訪問されており、そのときのこ […]
「今日の短歌」の記事一覧(46 / 46ページ目)
【今日の短歌】舌先で口内炎をさわってるその眼差しにひかれたのです (戸田響子)
第4回詩歌トライアスロン受賞作「煮汁」に掲載されている、戸田響子さんの一首。 今、舌の左側の部分に大きな口内炎ができています。もともと口内炎ができやすい体質でして、いろんなところに口内炎ができ […]
【今日の短歌】ああ犬は賢くあらず放射線防護服着る人に尾をふる (小島ゆかり)
東日本震災をきっかけに、「原発震災」ということばを知りました。 地震学者・石橋克彦による造語。石橋は、『科学』1997年10月号の論文「原発震災–破滅を避けるために」にて、以下の危険性を警告した […]
【今日の短歌】雛飾る部屋の暗さよ人形の白き顔にはほくろのなくて (栗木京子)
子供のころウチにあった7段飾り。「それ、右大臣と左大臣のが逆!!」「五人囃子の太鼓どこにしまった⁈」なんてやいのやいの言いながら、母と妹と一緒に飾りつけをしていました。 段を組み立てるところからはじまり、細 […]
【今日の短歌】消息のわからない雲わからない猫わからないさいごのてがみ (やすたけまり)
昔、「グレ」という名前の猫を飼っていました。知り合いの事務所に迷い込んでいたノラ猫だったのですが、ウチが飼うことになったのです。アメリカンショートヘアと何かのミックスで、色がグレーだったから「グレ」と命名さ […]
【今日の短歌】ねむいねむい廊下がねむい風がねむいねむいねむいと肺がつぶやく (永田和宏)
「ねむいねむい廊下がねむい風がねむいねむいねむいと肺がつぶやく」永田和宏 昨日はまさにそんな一日で、ぼわ~んとしながらずっと眠気と闘っていました。(笑) 仕事だけはなんとかこなしてきたけど、 […]
【今日の短歌】追儺の豆外には打たじ戸もたてじ召されし護国の鬼の兄来よ (大島かづ子)
「死して護国の鬼となれ!!」 国の為に戦死した者は「護国の鬼」と称され、鬼神となり国を守るとされてきました。戦死した兄が鬼となって戻って来てもいいように豆は撒かず、戸も開けておくという意味の短歌です。 &n […]
【今日の短歌】コンビニに流れる歌詞に聞き入ってどうかしている今日の私は (松原和音)
これは、永田和宏氏と知花くららさんの「あなたと短歌」☆という本に紹介されていたんですけど、「あるある~」とすごく共感して素敵だなと思った短歌。 あなたと短歌 posted with ヨメレバ […]
【今日の短歌】この世をば我(わ)が世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば (藤原道長)
来る11月23日は陰暦10月16日。この日は1000年前の1018年に藤原道長公があの「この世をば…」と歌を詠んだ、まさにその日なんです。しかも満月!以前陽暦の該当日にアナウンスしたところ、「見逃した」とい […]
【今日の短歌】しきしまの大和心のをゝしさはことある時ぞあらはれにける (明治天皇)
安倍首相が、施政方針演説の際にとある短歌を引用して、ロシアのプーチン大統領の怒りを買ってしまったとのニュース。☆ しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ あらはれにける 明治天皇 (日本人の大和魂の […]