中秋の名月ですね。 夕方に少し雲行きが怪しくなりかけたけど、少し時間が経てば煌々と輝いた満月が顔を覗かせてくれました。そして、わずかに雲が浮かぶ夜空にくっきりとした輪郭をしていた月がいつの間に […]
「2023年9月」の記事一覧
【今日の短歌】葛の花踏みしだかれて色あたらしこの山道を行きし人あり (釈迢空)
お試しで。今の時期ならではの葛の花サイダーを仕込んでみた。いい感じの色になってきている。上手く炭酸になっていますように。 pic.twitter.com/EvXgzVK9ac — 朝倉冴希 (@dassan […]
【今日の短歌】どこまでが空かと思い結局は地上スレスレまで空である (奥村晃作)
どこまでが空かなんて意識することはそうなかったけど、確かに!と思わず頷いてしまう一首。奥村氏といえば、ひねりのないそのまんま詠む「徒言歌(ただこと歌)」の第一人者。言われてみればの気づきを与えてくれる独特の […]
【今日の短歌】新しき黒もて黒を塗りつぶす分厚くわれの壁となるまで (大西民子)
生きていれば大なり小なり壁に直面するものだけど、授けられたものが平等でもなければ、理不尽に立ちはだかることだってあり、その度に完膚なきまでに“われの壁”として受け入れるのはとても難しいことです。   […]
【今日の短歌】十余年わが書きためし草稿の跡あるべしや学院の灰 (与謝野晶子)
2023年の今日は、1923年(大正12年)に発生した関東大震災からちょうど100年目にあたります。 小林天眠の依頼で受けていた、源氏物語全般にわたる現代語訳を含む源氏物語の講義の執筆に取り組 […]