「オールド・パー讃歌」 くるくるのパー爺さんの瓶を空けて地球の回転をあじわって居り くるくるのパー爺さんの絵の顔を神かとおもう丑三つどきは トーマス・パー爺さんのウイスキーくちびるあかき君とし […]
「2025年10月」の記事一覧
【今日の短歌】月、そしてそこから冷えてゆく音叉 ひかりにみちて鳴ることもなし(上川涼子)
月は、水面を打ったような静けさを携えています。たとえば音がなくとも文字で「シーン」と表すような、そんな静寂感です。この「シーン」を、音叉のあの響きに喩え、「冷えてゆく」「鳴ることもなし」と畳みかけることで、 […]


