「2025年」の記事一覧

【今日の短歌】月、そしてそこから冷えてゆく音叉 ひかりにみちて鳴ることもなし(上川涼子)

今日の短歌

  月は、水面を打ったような静けさを携えています。たとえば音がなくとも文字で「シーン」と表すような、そんな静寂感です。この「シーン」を、音叉のあの響きに喩え、「冷えてゆく」「鳴ることもなし」と畳みかけることで、 […]

夏の七草

短歌についてあれこれ

    私たちになじみ深い「七草」といえば、春の七草や秋の七草が思い浮かびます。春の七草(芹・薺(なずな)・御形・繁縷(はこべら)・仏の座・菘(すずな)・蘿蔔(すずしろ))は、正月の行事や七草粥でおな […]

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