27年に開通予定のリニアモーターカー。以前から言われていたことですが、予定通り開通するのはやはり困難みたいですね。リニア関連のニュースを目にする度に掲出歌を思い出し、何年後のことになるだろうとつい考えてしま […]
「エッセイ」タグの記事一覧(10 / 11ページ目)
【今日の短歌】通院は二度で終わってアルベルト・アインシュタイン戦争の途中 (工藤吉生)
「未来」の2017年6月号に掲載された、「歯医者で読むアインシュタイン」という連作の一首。 伝記漫画「アインシュタイン」読んで待つ 赤子にアルベルトと名がついた 工藤吉生 歯医者の待合室で治療 […]
【今日の短歌】覚えたての道を行くとき曲がりたいのをこらえれば目印に着く (山階基)
カーナビをつけたのが遅かったので、昔はどこへ行くにも地図だったり、道路標識や道案内が頼り。あらかたざっと調べて、あとはそのうち案内が出てくるだろうという適当ぶり。それでも何とかなったものです。 […]
【今日の短歌】夏至の日のながき日暮にゆく道の額紫陽花は雨に鮮(あたら)し (上田三四二)
写真に写っているのは、ご近所の紫陽花。ここの紫陽花がものすごく綺麗で、毎年咲くのを楽しみなんです。今ちょうど見頃を迎えています。晴れの日が続いたので、雨に鮮(あたら)しとはならなかったけど。 […]
【今日の短歌】もの書きてひと日を過ごし雨もまたその文章の中に書き込む (浜田康敬)
東海地方は、昨日から梅雨入り。今日も朝から雨が降っていますが、空を見上げればツバメが元気に空を飛びまわっていたりします。たくましいねぇ。パラパラと本降りを繰り返しながら、雨はしばらく続きそうです。 &nbs […]
【今日の短歌】なにもかも決めかねている日々ののち ぱしゅっとあける三ツ矢サイダー (野口あや子)
無性に炭酸が飲みたくなったので、サイダーを買って飲んでいます。サイダーといえばの三ツ矢サイダー。炭酸を開けたときの空気が漏れる感覚、音。これがあってこその炭酸なのだけど、「ぱしゅ」ほどピッタリなオノマトペは […]
【今日の短歌】梅雨くればふかきみどりに揺れやまぬ肌のひかりがこの国のひかり (早川志織)
この国の木々がこんなにも緑豊かで、これほど数多くありながら不思議なほど絶妙にまとまっていること。そのまとまりが柔らかで繊細な美しさを醸し出していること。この場所に引っ越してきて気づいたことです。今では山の木 […]
【今日の短歌】やはらかき生身の四肢を湯に浸しボタンひとつで追ひ焚きもする (寺尾登志子)
私が子供のころ、家のお風呂はお湯を張ることも追い炊きも自動ではありませんでした。そして、お風呂掃除は子供たちの仕事。うちは三姉妹なんたけど、浴槽担当、洗い場担当、お湯の見張り番というように割り当てられていま […]
【今日の短歌】カーテンが風に押し上げられている まだ消えていないわたしを生きる (上本彩加)
5月になって急に暑くなりましたね。部屋の窓を全開にすることが多くなりました。職場でも、コロナ対策の一環でどこもかしこも換気、換気。可能な限り、ドアや窓が開けられています。 早くも夏の到来か⁈ […]