秋の花を問われると、彼岸花は瞬間に脳裏を駆け抜けるもの、水引草や鶏頭はすぐには思いつきません。そうきたかと変化球を投げられたかのような気分になったのちに、秋の微妙な情緒と照らし合わせて「ああ、そうか」と納得 […]
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【今日の短歌】蕗の薹ひっこり湧きて自尊心いら立ち腹立ち知らぬさみどり (大下一真)
人に優しくありたいとは思うけど、寛容になれない時もあるし、イラっとくることもあるし。徳の高い人ほどそれらを上手に浄化してしまうんだろうけど、そこまでの器量を待ち合わせていない自分は簡単に揺さぶられてしまいま […]
【今日の短歌】蕗の薹ほこと涌きたる地の温さ人は知らざりもの履きしより (大下一真)
今もやっているかどうかわかりませんが、母校の小学校では、当時「はだし教育」なるものをやっていました。かなり寒い時期でも裸足でグラウンドにいて、おかげでひどい霜焼けになってかゆくてかゆくて毎日半べそになってい […]
【今日の短歌】「福寿草まだ出ませんね」「そうですね事情は特に聞いてませんが」 (大下一真)
早咲きの梅がもう咲き初めていて、今年は桜の開花も早まりそうだと先日のニュースでやっていました。早かろうが遅かろうが、時期になればちゃんと咲いてくれて季節の到来を告げてくれる花々。例年と比べて早いとか遅いとか […]
【今日の短歌】紫陽花の首をはねつつこれがかの男ならばと思うてならじ (大下一真)
ウチの近くの道沿いにたくさんの紫陽花が植えられているのですが、数日前から少しずつ剪定作業をしているようで、日ごとに株が綺麗に刈られています。 昨日、その場所を車で通りがかったとき、ちょうど花 […]