こういうことを言ったところで、「はっ?何を言っているの?」「どうだっていいよ」と怪訝な顔をされてしまうかもしれません。日本狼はいないから確かめようがない・・・そもそも日本狼アレルギーだろうがなんだろうが、そ […]
「好きな短歌」タグの記事一覧(11 / 13ページ目)
【今日の短歌】仕事にてひとつに束ねゆく髪のそれぞれ深き毛根をもつ (小島ゆかり)
いきなりトップギアにはいけないから、その人なりのルーティーンで徐々に戦闘モードにシフトしていく・・・。キリッと髪を束ねるって、仕事スイッチに切り替える儀式のひとつでもありますよね。臨戦態勢に入ってシャキッと […]
【今日の短歌】すきな原曲のカバーがいいときのしっぽがあればふりたい気持ち (岡野大嗣)
声質や抑揚のつけ方、曲のアレンジの仕方などによって、同じ曲でも全く別の曲のようにもなるのがカバー曲。すきな原曲のカバーがいいときって、好きな曲を大切に歌い継いでくれてありがとうという気持ちになりますね。 & […]
【今日の短歌】なげやりに暮らしているとおさいふの一円玉が増えてくるのよ (本多真弓)
なるべく小銭がたまらないように計算しながら会計を済ませる派ですが、それでも現金で支払っているうちはすぐにたまってしまいがちな小銭。早くその場を済ませようと、お札ばかり出していたら小銭はますますたまる一方。 […]
【今日の短歌】アンコールし続けている手の平がかゆくてかゆくて出てこい早く (相原かろ)
手を叩きながら再登場を待ちわびている時間というのは、思いのほか長く感じるものですよね。その間、ずっと手を叩いているとしだいに手がかゆくなってくるというのはあるあるです。 アーティストへの思い入 […]
【今日の短歌】パトラッシュが百匹ゐたら百匹につかれたよつていひたい気分 (本多真弓)
なんか今・・・すごくそんな気分。 祭日でスタッフの人数が少ないから忙しいのはわかっていたんだけど、もー朝から息つく間もないくらい忙しくてバタバタ。そのうえ、予期せぬハプニングに見舞われるという […]
【今日の短歌】ポケットの中で紙片の手触りを小さく固く折りたたんでゆく (相原かろ)
例えば、たわいもないメモ書きだったり。あ-はいはいと、とりあえずポケットの中につっこんで・・・数時間後。 ・・・再びポケットの中に手をつっこめば、とりあえずポケットにつっこんでおいた紙切れの感 […]
【今日の短歌】スプーンがカップの底に当たるときカプチーノにも音階がある (伊波真人)
すべての音に音階があることを、大抵の人はあまり意識していません。でも、反対にそれを常に意識させられているという「絶対音感」を持つ方々。常に音階を意識する生活がどんなものかは想像もつきませんが、私は小学生のこ […]
【今日の短歌】舌打ちの音でマッチに火が灯るようなやさしい手品がしたい (寺井奈緒美)
私だと舌打ちはただの舌打ちになっちゃうんだけど、中にはさらっとユーモアを交えて嫌味のないようにもっていく人もいるんですよね。舌打ちをしたくなるような状況でも、そうやって上手に切り抜けられるようになれたらどん […]
【今日の短歌】小さめにきざんでおいてくれないか口を大きく開ける気はない (中澤系)
病院や施設の厨房で働いていたときのことがよぎります。 嚥下がうまくできなかったりで普通食が食べられない方のために、刻んたりミキサーにかけたりとろみをつけたりするんですけど、人によって「主食がお粥で、副食は常 […]