直木賞作家、朱川湊人氏の作品。 本のタイトル通り、主人公のトモローさんは主夫をしています。 主夫となったワケは、勤めていた会社が突然の倒産してしまったから。食い扶持がなくなり途方 […]
「書評」タグの記事一覧(3 / 4ページ目)
【読書】役所てつや原案・先崎綜一著 「フクシノヒト2 こちら福祉課保護係」
久々の読書日記です。 今回は、以前このblogでもご紹介した「フクシノヒト こちら福祉課保護係」の続編です。関連記事☆ blogに記事をUPした際には、著者の先崎氏にコメントまでいただき、尚且 […]
【読書】鳥居著 歌集「キリンの子」
両親の離婚、母親と友人の自殺、養護施設での虐待、叔父からのDV、ホームレス生活・・・この壮絶な経歴が大きな話題を生んだセーラー服歌人・鳥居さんの歌集。 慰めに「勉強など」と人はは言う、その勉強 […]
【読書】藤崎彩織著「ふたご」
言わずと知れた人気バンド「 SEKAI NO OWARI」のメンバー・Saoriこと藤崎彩織さんの小説です。直木賞の候補にもなった作品でもあります。 ボーカルの深瀬さんから「小説を書いてみ […]
【読書】春野りりん第一歌集「ここからが空」
青草をのぼりつめたる天道虫ゆくりなく割れここからが空 春野りりん 「ここからが空」というタイトルにもなったこの一首。 「飛ぶ」でもなく「割れ」ってのがいいよね。言葉選びにセンスの良さを感じます […]
【読書】寺山修司未発表歌集「月蝕書簡 田中未知篇」
寺山修司氏といえば、歌人としてより「演劇実験室・天井桟敷」の主宰、映画監督や脚本家としての方がなじみが深いかもしれません。 一九七一年に刊行された『寺山修司全歌集』に「テーブルの上の荒野」を収 […]
【読書】他力基本主義宣言「脱・自己責任」と「連帯」でこれからを生きていく
湯川カナさんの「他力基本主義宣言「脱・自己責任」と「連帯」でこれからを生きていく」という本です。 何はともあれ、まずは「著者紹介」に書かれてある湯川カナさんの経歴をご覧ください。 1973年、長崎県生まれ。 […]
【読書】池井戸潤著「M1 (エム・ワン)」
池井戸潤氏の作品。金融関係の小説といって、まず名前が浮かぶのが池井戸氏。今は「下町ロケット」が放送されていて話題になっていますよね。安定の面白さで、毎週欠かさず観ています。毎度のことながら、配役がいいよね。 […]
【読書日記】宮城谷昌光著「随想 春夏秋冬」
「夏姫春秋」という小説で直木賞を受賞された、宮城谷昌光氏の随筆。 「夏姫春秋」といえば、なぜか昔からウチの本棚にあったりします。おそらく母が買ってきたものですが、中国の歴史小説だけあってパラパ […]