東京に引き続き、愛知・名古屋でもヨメイヨシノの開花宣言。やっぱりソメイヨシノが咲きだすと、いよいよ桜の季節がやってきたという気がします。 今回の「今日の短歌」は、馬 […]
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【読書】吉岡太朗歌集「ひだりききの機械」
本書にも収録されている「六千万個の風鈴」で、2007年に「50回短歌研究新人賞」を受賞されています。 本書は三十の連作によって構成されていますが、作品によってテイストが異なってくるので、感想が […]
【読書】辻井竜一著・歌集 遊泳前夜の夜
いつの日からか、深夜眠りに着く前にノートに言葉を紡ぐようになった。それがその日の自分を肯定し、やがて訪れる次の一日をどうか乗り切る護符の役割を果たしてくれることを強く望みながら。脳内で心地よく再生されるため […]
【読書】加藤治郎著「東海のうたびと」
名古屋市出身の歌人・加藤治郎氏の著書。加藤氏は、「未来短歌会」をはじめ、毎日新聞や 朝日新聞の歌壇コーナーの選者をされています。 本書は二部構成になっていて、前半は東海地方にゆかりのある31名 […]
【今日の短歌】定型は無人島かな 生き残りたくばみずから森を拓(ひら)けと (柳澤美晴)
旭川出身で養護教諭をされている歌人・柳澤美晴さんの短歌。 柳澤さんは、2006年に「モノローグ」という作品で未来賞を受賞、同年には作品「WATERFALL」で49回短歌研究新人賞次席入選。 2 […]
【読書】永田和宏・知花くらら著「あなたと短歌」
歌人の永田和宏氏と、モデルの知花くららさんとの共作です。くららさんは、国連WFP日本大使としてもご活躍されています。 知花くららさんが短歌を始めたきっかけ ミス・ユニバースの2006世界大会(第55回大会) […]
【今日の短歌】毬のごと打てば跳ねくる心もて幸を求めん山のかなた江 (寺山修司)
寺山修司氏の未発表作品が、青森の中学同級生宅で発見されたというニュースを目にしました。※参照☆ 寺山修司氏の未発表作品が発見されたというニュースは前にもあって、後にその未発表作品は書籍化もされ […]
【今日の短歌】レタスからレタス生まれているような心地で剝がす朝のレタスを (中畑智江)
レタスはちょっと前までウチのプチ温室で栽培していて、一般的なレタスだけではなくサニーレタスもよく朝食の食卓にも並んでいました。他の葉物野菜に比べると、虫がつきにくく育てやすいので。(^^;) レタスといえば […]
【読書】錦見映理子著「めくるめく短歌たち」
「リトルガールズ」という小説で、で第34回太宰治賞を受賞した歌人・錦見映理子さんのエッセイ。「NHK短歌」に連載されていた「えりこ日記」が書籍化されたものです。 錦見さんと親交のあるそれぞれ歌 […]
【今日の短歌】画家が絵を手放すように春は暮れ林のなかの坂をのぼりぬ (吉川宏志)
自分の手によって、手間暇をかけまくって、丹精込めまくった芸術作品はそうやすやすと手放したくないタイプです、こんばんは。 例えば、すごい傑作ができたとしてそれは高く売れたりするのかもしれないけど […]